長すぎる自慢話。
久しぶりに喰らった。
年配のおじさんの過去の自慢話長編。話が途切れたらそのタイミングで席を立ちたかったが、句読点の『。』が訪れず途中で強制終了させるのも申し訳ないと思って適当に相槌を打っていたら40分も時間を無駄にしてしまった。
自分も心の底から気を付けようと思った教訓話。
永遠に続くオッサンの自慢話
年配の人→若者への自慢話はキツイ。
自分は若者ではないが今日会ったおっさまに比べれば青二才だろう。
普段出かける用事なんて無いのだが、ちょっとした用事があって友人のところへ出かけた。カフェを経営している友人の店に出かけたと思ってくれればよい。
車に詳しくない友人が
『今日は丁度スーパーカーに詳しい人が来てるから楽しみにしてて!』
と話してくれたので、悪い予感しかしなかったが仕方なく向かったんだ。
正にその時の自分は男塾の松尾一号生の顔になって
『悪い予感がするのぅ。』
とつぶやきながら向かったのだが、この悪い予感というのは大抵的中する。
友人との用事はすぐに終わって帰ろうと思ったら、紹介してくれたおっさまの話が天文学的に長かった。
しかもそれが会話ではない。
相手の都合などお構いなしに一方的に過去の自慢話をするのみ。
自分が明らかにめんどくさそうに返事をしているとか、興味無さそうとかお構いなし。
とにかく自分の過去の自慢話を永遠と話し続けた。
しかも同じ話を何度も何度も。
おっさん、その話5分前もしてたぞ、、、。
ノーマスクで雄弁に語り続けるおっさん、口臭もキツイ。
布マスクではなくガスマスクが必要だった。
いやはや本当に疲れた。
キャバクラで働く女性はこんな気持ちなのだろうか。
そうだとすれば高級取りなのも納得だ。
オッサンの長いだけの話を聞くのはきつ過ぎる。
自分自身も気を付けなくては!と肝に銘じた。
営業の極意はしゃべらないこと
自分が営業マンをしていた時代は如何に自分の話をせず、相手に話させるかだった。
話させるというと偉そうだが、話が長いだけの営業マンは自分は営業に向いていないと思う。
聞き上手な営業マンこそ必要で、『その質問!待ってました!!』というお客さんが大切にしている価値観を掘り当てる質問をするのが自分の生きがいだった。
営業マンなど9割聞いて1割しゃべる位で充分だ。
相手の話をずっと聞いていれば相手が欲しているものがわかる。
相手の事も理解せず一方的に自分が売りたい商品の説明をし続けるから相手に嫌われる。
だから以前から営業の9割は不要と言い続けている。
そんな人ばかりだからだ。
人は話を聞くより聞いてくれる人が好きだ。
営業マンは聞き上手でなくてはならない。
そして営業マンでなくても自分の話をし続けるのはダメだ。
アホに見える。
そんな価値観で生きているから今日のこの時間は相当キツかった。
だが、これをされるとどう思うかという反面教師になった。
自分も若手と話すときは気を付けたい。