愛しのリッツご飯。
昨年12月を最後にもう2カ月も経つととても恋しくなる。
リッツカールトン東京の朝食は数あるホテルの中でも最高の朝食だった。
おっと、ところで世の中は同じレベルの人同士でしか出会えないようになっているんだ。朝食を懐かしみながらそんな話をしよう。
自分と同じ人としか出会えないシステムになっている
いきなり結論から言おう。
なぜ同じレベルの人同士でしか出会えないのかについての回答はただ一つ。
釣り合わないからだ。
ずーっと昔にサラリーマンをやっていた頃がある。
営業をやっていた。
始めたばかりの頃はかわいいノルマだったが、年数と経験を経るにつれ段々凶悪なノルマになっていった。
それでも、何とか契約を取れるとこう思ったものだ。
『(入社数年後に取れた大きな契約が)始めた当初から取れたらどんなに楽だったろうか。』と。
しかし、それは無理な話だ。
基本的に自分がそれだけ経験を積んだからこそ大きな案件を任せてもらえるわけで、ズボンの前と後ろも間違えている自分に、そんな大切な案件を任せる人なんていないからだ。
同様の事は他の全ての事に言える。
婚活、恋愛市場において
”良い人ってホントいないよねぇ!!”
と言う女性も、それが自分のレベルなのだから仕方がない。
どれだけ出会いを繰り返しても、自分のレベルが低ければそれなりの相手としか出会えないのである。
以前、ポルシェやフェラーリに乗る人は悪人しかいないという人にもあった事がある。
なんでそうなるかと話を聞いてみると
『自分のようにまじめな人間は月給が20万円でボーナスが〇〇なので、こういう人間はまず買わない。何か人をだましたり、不正をしないと絶対にそんなお金を稼ぐことが出来ないから、簡単な原理でしょ。仮に自分にお金があってもまずフェラーリやポルシェはいらないかな。悪人に思われたくないので。』
なのだそうだ。
ちなみにその人の知ってる人にフェラーリやポルシェに乗っている人はいないのだそう。
みな月給20万円クラス、時給1000円前後クラスでまじめに働く人間ばかりなのだそうだ。
どう思うだろうか。
しかし、これだって同じレベルの人で集まっており月給21万円を超える富裕層はメンバーに存在しないようだ。
フェラーリオーナーの友人はフェラーリオーナー
こうした事から昔から言われている事の1つに
『付き合っている友人を見ればその人がどんな人かわかる。』
という言葉があるが、それが事実であることがわかる。
自分の周りに自分から見て微妙な感じの人が多ければ、それが自分のレベルだという1つの目安になる。
そして覚えておいて欲しいのが、相手は変えられないが自分は変われる。
自分の人生は努力次第でどうにでも出来るので、もし現状に満足できなければ自分自身を変えていこう。
それで、今までの仲間と話が合わなくなってきたら自分自身がパワーアップした証拠である。(余程のキチガイでない限り)
昔、高級ホテルに行くことを罵られたことがある。
ただ寝るだけに何万円も出すなんてアホの極みだと。
そう言われて何か反論したりすることもないけれど、そう思う人の友人は同じ価値観の人たちで、自分は高級ホテルの魅力がわかる人が友人なのである。