スイッチが買えない。
巣ごもり需要から爆発的に売れ、各所で売り切れ続出となったニンテンドースイッチ。
新型になりプレイしてみたいソフトもあるので、購入しようと思ったら案の定どこも品切れ。抽選も高倍率で外れる。しかし、フリマアプリにはたくさんの転売スイッチが、、、。
心も財布も貧しい人が増えたものだなと思う今日この頃。
フリマアプリで素人の売買が容易に
直近ではコロナ騒動の初期のマスク転売が話題になった。
数千円のマスクが数万円に化け、あちこちで金に目がくらんだ貧困者のターゲットとなってしまった。
転売ヤーが嫌いなので否定的な書き方をしているが、以前は世界が注目する”日本人のモラル”みたいにいろんな国が日本人の公共の心と思いやりを讃えた。
震災の時も電車が動かないときだって、自分の事だけではなく相手の事まで考えられる行動に称賛を集めたものだ。
それが10年以上の時を経てどうだろうか。
実際平均年収は下降の一途を辿っているようだが、その部分は正直周りからは見えない。
黙っていればわからない。
しかし目に見える”他者を思いやれない心の貧しい行動”をする人がとても増えたように感じる。
SNSの普及により余計見えやすくなった側面もあるだろう。
しかし、今回の新型スイッチもPS5もその前のニンテンドースイッチもマスクも高級時計も、、、あらゆるものが買い占めに遭い、欲しい人に届かない状況が続いている。
実際自分も購入の抽選に応募したのだがあっさり落選。
しかし、メルカリなどには大量の新型スイッチが値下げ合戦をして出品されている。
購入したら数年間は売却禁止等の措置をしてもらいたいものだ。
実際今回の新型スイッチは思ったように転売が出来ず、転売ヤーたちが泣いているという。泣かないでいいから消えて欲しいと思うのは自分だけではないだろう。
2つ買って売れば利益が出るとわかっていても、他に欲しがっている家族や子どもの顔を想像すればそうはしないのが人情。相手の気持ちを察する想像力だ。
しかし、このような想像力が欠如した貧しい人が増えている。
新型スイッチの本体価格は37980円(税込)だ。
売り切れ続出のNintendo Switch有機ELモデル。転売の実態は?
直近では、昨年のNintendo Switch旧モデル・PlayStation5を巡る動向が記憶に新しい、人気ハードの転売。しかしながら、今回発売となったNintendo Switch有機ELモデルでは、大方の予想に反して、取り立てるほど騒動が表面化していない実態がある。
フリマアプリ・メルカリで、Nintendo Switch有機ELモデルを検索すると、5万円ほどの価格帯から数十台の商品が出品されていた。5万円以下になると、取引が成立し、「SOLD」となっている商品が多く、その分布からは価格競争がおこっている様子もうかがえる。
私が閲覧したかぎり、新品未開封・完品(※)のなかで最も安かったのは、42,500円の商品。メルカリでは、出品者が送料を負担するケースが多く、販売価格からさらに10%の手数料が引かれることを考慮すると、実質的な売上は38,000円弱になる。
Nintendo Switch有機ELモデルのメーカー希望小売価格は、37,980円(税込)であるため、この出品価格では、利益がほぼ出ない。5万円で出品されている商品でも、利益は数千円ほど。入手や販売にかかる手間などを考えると、あまり旨味のない商材だと言えるだろう。
Real Sound
高級時計市場も然り
利益を得るために手段を選ばない人が増えたことで各業界が多く被害に遭っている。
高級時計転売も然り。
今では転売を指南する業者まで出てきているのだとか、、、。
それをする方も乗る方もどちらもアホだが、10年前多くの海外紙が称賛した日本人の姿は今ではほとんど見られないのかもしれない。