二度目のきんだいペンション。
今年の夏は二か所しか行っていない。草津温泉か軽井沢のいずれかだ。一番の理由は以前のブログでも書いたが、『涼しい』からだ。
俺が普段生活しているグンマーは高温多湿のジャングルのようだ。ここから解放されて、少しでも涼しい場所で過ごすのが最近の楽しみである。
最近のホテル選びの条件
今週末はどこに泊まろうかなぁ~、と検索しているときって結構楽しい。
いくつかの旅行サイトで探すのだが、自分なりのこだわりの条件が存在する。それが以下である。
①トイレが部屋にある事
群馬県は温泉が多く、草津温泉以外にも伊香保やみなかみ、赤城温泉、老神温泉に四万温泉、、、と各地に有名な温泉地が多くある。
特に昔からある温泉地では少なくないのだが、建物自体が古くトイレが部屋になくて、共同で一つという宿もある。
宿に温泉があれば部屋に風呂は無くてもいいのだが、トイレの度に部屋の外に出ていくのは面倒。鄙びた温泉が好きなのだが、歴史ある温泉旅館とトイレ共同はセットが多いので、宿泊時はトイレが部屋にあることを条件に探している。
②貸切風呂がある
温泉の中でマスクをする人はいないので、狭い浴槽なら結構近い距離で不特定多数の人と向き合うことになる。これはコロナウイルスが流行っている今、良い事とは思えない。感染リスクの低い貸切風呂がある宿を選んでいる。
そうすれば自分ひとり、または身内だけで入浴することが出来て、感染リスクも減らすことが出来ると考えている。
③料理が美味しそう
宿泊地に向かう時間帯によっては食事なしのプランで予約する事もあるけれど、ゆとりをもっていくのであれば、料理が自慢の宿に行きたい。
美味しいご飯と温泉があれば後はなんでも許せる。
そうやって検索すると、大体いつも見てるような場所が候補地に出てきて、前回行って温泉も良く、料理もおいしかった草津温泉のきんだいペンションに向かうことに。
夕食には上州牛のステーキのプランを選んで向かう。
オーナーの個性爆発のペンション内。建物は古いけれど、掃除は行き届いていてキレイ。
一階。
奥が宿泊する部屋で、オレンジの暖簾の先が5つの貸切風呂。
宿泊者は自由に使える。
バイオハザードの階段上る時みたいな音がする階段を使って2階へ。
2階。一階と合わせて、これで全部屋だからこじんまりしたペンションなのである。
ツインルーム。
湯畑周辺を散策するときにも使える”湯かご”が部屋に置いてある。
ホントに変色する。
貴金属類、特にピアス等は外し忘れないように注意。
銅色のアンティークピアスに変身する。
加水加温、循環ろ過一切なしの源泉かけ流し。
温泉好きはこれが大好物なのだ。
酸性泉なので雑菌も生きられないのだとか。
源泉は万代鉱。
万代鉱は無色透明で硫黄臭も控えめ、というか硫黄臭は無い。
しかし、草津で湧き上がる源泉の中でも最高の酸性度。
天然ピーリングになる。
オーナーの個性炸裂の貸切洞窟風呂。
洞窟風呂の浴槽。3~4人でいっぱい。
この狭さがまた良い。
夜は赤いライトが怪しく光る。
石作りの大きな浴槽。
ここに1人で入るのは贅沢な気持ちで好き!ちなみに結構熱いから覚悟を。43度~。
温泉入った状態の視点はこんな感じ。
小鳥が正面の木にとまって、木の実を身を食べている姿が見える、素敵なロケーション。
夕食は18時からなので5分前にペンション内のレストランに向かう。
前菜&かぼちゃの冷静スープ。
ここでサービスの一品追加。
前回に引き続き、また来てくれたからと。
覚えててくれて嬉しい。
サラダ。
ギンヒカリの何かって言ってた。
食べた感じはサーモン。
本日のメインの上州牛のステーキ。
鉄板の上でジュージューいいながらやってくる。
ワサビとおろし醤油。岩塩で食べる。
ご飯はおかわり自由。
パンナコッタ。
食後はコーヒーか紅茶で一息。
レストラン前のメニューにはスタンダードな夕食の献立。
俺たちはグレードアップした夕食なので、いくつかメニューが変わっている。
2回目の宿泊で一品追加してくれたりと、ちょっとした気遣いが嬉しいペンション。
満腹になったから次は草津の湯畑周辺に出向くのである。
後編へ続く。