久々にこれは欲しいと思える一台。
エコエコエコエコ、、、。
右も左もみんなエコで耳にタコが出来る。実際問題、毎年の温暖化を見ている限り環境問題は重要な事だと思う。しかし、俺は性格がひねくれているので純粋に宣伝される『エコ』を受け止めているわけではない。
たっぷりと”利権”を含んだ『エコ』だと理解している。
カタログ燃費と実燃費
カタログ燃費という意味不明な言葉。
実際、日本中でどこの自動車メーカーへ行っても耳にする言葉だが、『カタログ上は20km/lですが、実際の燃費は13km/lくらいと思ってください。』
それならカタログにも燃費は平均13km/lくらいって書いておけよ、といつも思う。
実際に達成することができない燃費を記載をするなどカタログのインクの無駄だ。その話を聞くコチラの時間も無駄になる。
ハイブリッドエンジンしかり。大して燃費向上もしないのに、エコの大義名分のもと大量生産。その生産には大量のエネルギー消費と、廃棄問題をはらんでいるともいう。
もうウンザリのご都合主義エコカーが多い中、ホンダから発表されたホンダeが可愛すぎて久しぶりに国産車に心をつかまれた。
エコカーはデザインの幅が広がるのか、フォルクスワーゲンもビートルを、アウディもTTを電気自動車で復活させる予定だという話も聞いている。
デザインの良い車は良い。走っていると街が明るく見える。
ホンダeのスペック
このホンダの新型の電気自動車は、最高出力136psと154psという2種類のパワーユニットが用意される。最大トルクはどちらも32.1kg-m。0-100km/hまで約8秒で加速するというまずまずの快速っぷり。
欧州で販売するすべてのクルマを2025年までに電動化すると、ホンダは宣言している。
35.5kWhのバッテリーを搭載するホンダeは、一度の充電で最大220kmの距離を走行できる。
100kWhの急速充電を使えば、30分でバッテリーの80%を充電できると、ホンダは主張しているだそう。
電気自動車の課題
正直、電気自動車はまだインフラが整っていないことと、航続距離が短いため頻繁に遠出する自分の用には向かない。
30分で80%もバッテリーを回復させることができる、と言われても急いで行きたいときにサービスエリアで30分も充電を待っていられない。
だけど、この車はほんとに可愛い。
前も後ろも横も、どこから見ても100点だ。
何とか自分自身の生活の中で”使える理由”を探して、手に入れたくなる、そう思わせるものを持っている。
今までこうした思いを抱かせてくれるのは、ほとんどが輸入車ばかりであった。
それがこうして国産車から出てきたことはとても誇らしいし嬉しいと思う。
フロントの充電口。
オープンすると差込口が。
ドアはイギリス車っぽく飛び出るタイプ。
リアライトも前後で統一感があり良い。
車内は液晶が並びコックピット感満載。
(本文中の画像はCar Watchより)