のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

天然素材の家はメンテ頻度数が大。

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3カ月おきにどこかしら直してもらっている。

 

”漆喰風”や”木目調”が嫌いのなので自宅の多くは天然素材で作っている。おかげで、湿気や乾燥で木が暴れる暴れる!右曲がって左曲がって、反り返って縮んで伸びて、、、。それだけならいいがドアが閉まらなくなるのだ。

自然素材は素晴らしいが手がかかるお話。

 

 

 

結局3ヵ月おきにはメンテに来てもらっている

完成して”はいそれじゃさよなら!”

といかないのが天然素材成分の強い家だ。

うちがまさにそうで、今起こっている事も承知の上で建てたのだが、とにかく落ち着かない。

漆喰壁が乾燥であちこちヒビが入ったと思ったら、ドアの木が水分を吸って膨らみ閉まらなくなってしまった。

そして、国産材で建ててもらったガレージは入り口の木が内側に少し曲がって、開口部が多少狭くなっている。

 

それで今回は玄関のドアが縮んで隙間風が多い&鍵が閉まりにくくなってきた。

 

その辺の補修のため大工さんに来てもらう。

 

同様に天然素材で作った家は一斉にこの時期に同じことが起こるので、あちこちから呼び出しがかかるのだそう。

『乾燥と寒さでご主人のアソコと木が縮んでしまいどうにもならない。何とかしてほしい!』という問い合わせが殺到するのだとか。

 

うちも順番待ちで来てもらい、調節してもらった。

 

具体的には木が縮んだ事により出来た隙間を埋めたり、漆喰のヒビを補修してもらったりなどだ。

 

ここまで読まずとも

『天然素材の家めんどくせ!自分には絶対無理だ!やってられん!』

と思う人も結構いるだろう。

 

自分で住んでいて思うが、今までの先進的な素材で作られていたマンションやアパートではドアが縮んだり、湿気で壁にひびが入る事はなかった。

そこだけ見ても手のかかるのは事実だ。

 

しかし、これらすら愛でる精神的な余裕がある人であれば楽しい生活を送ることが出来ると思う。

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内側は良いが、陽にさらされている外側は紫外線で退色していく。

定期的な塗り直しが必要。ちなみにこういうのも毎回コストがかかる。

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建った当初はピッタリだった木と漆喰の壁。

木が縮んだことにより漆喰がはがされ、隙間が出来る。

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床の無垢材も縮んで、右側と左側の隙間の大きさが違うのがわかるだろうか。

 

歩くとミシミシいうようになったり、ギシりと音がすることも出てくる。

しかし、それらは本物の素材を使っているからこそだ。

 

床の木もだいぶ陽に焼けて茶色くなってきた。

当初は真っ白だったのに。

 

自分達が住んでいる歴史がどんどん刻まれる。

ipad落とした場所のへこみも、トマトソース飛ばした床もずっと残り続ける。

なんせ、木に染み込むから。

 

でも傷1つ、汚れ1つにも

『この赤いのは去年の秋、トマトソースこぼすなヨ!って言った直後にこぼしたんだよね!』みたいなストーリーがより多く残る。

 

 

直しても直してもどこかまた曲がってくるのだろうけれど、こんな事も楽しみながら毎日のんびり暮らしてる。

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