危機感がない人が多いのはどこの国も同じか。
ガンみたいな病気もみなそうだ。
『私は大丈夫!!』
ってみんな思うのである。でも、それ以上に多くの人がガンになる。
実際コロナウイルスに感染してしまった女性が、症状を伝えてくれたのを聞いて考えてしまった。
肺にガラスを入れたような苦しさ
イギリスの39歳のコロナウイルスに感染してしまったタラ・ジェーン・ラングストンさん。彼女は警告する意味を込めてビデオを作ったそうだ。
この話と症状を聞いて自分たちの行動について考える必要があると思った。
以下はMailOnlineに彼女が語った内容である。
イギリスの39歳のコロナウイルス感染症患者は、病院のベッドから病状を説明するビデオを投稿した。呼吸すると「肺にガラスを入れるように感じる」と彼女はMailOnlineに語った。
タラ・ジェーン・ラングストンは、健康でジムが大好きで、コロナウイルスの問題が誇張されていると考えていた。
彼女はまだ社会的距離をとっていない人に警告するためにビデオを作ったと言う。
3月20日の時点で、イギリスは3000件以上のコロナウイルス症例と140人以上の死者がいる。
ボリス・ジョンソン首相は16日に、すべての「不必要な」活動の停止を求めたが、多くの人々はこれを無視した。
コロナウイルスによって引き起こされる病気であるCOVID-19の治療を受けている39歳の女性は、集中治療室のベッドから人々へ警告するビデオを作成した。
SNSで共有されているビデオでは、タラ・ジェーン・ラングストン(Tara Jane Langston)さんは視聴者に向けて、腕にある2本のチューブと、使用している呼吸チューブを見せて、息を切らして話しました。
ビデオを作成してから、彼女は徐々に回復し、ICUから通常病棟に移動した、とMailOnlineは報じた。
ラングストンさんはMailOnlineに、呼吸は「肺にガラスを入れるような感じだ」と語った。
ロンドンのヒリンドン病院にいるラングストンさんは、ビデオで次のように語っている。
「大丈夫だろうと考えている人は、私を見てください。もし感染して本当にひどくなったら、あなたはおしまいです」
彼女は、現在の状態でさえ、以前の「10倍も良い」と言う。
Tara Jane Langston/Facebook
Business Insider.jp
コロナウイルスなどどこ吹く風の観光地
先日の三連休でも近所の観光地は物凄い人であった。
コロナウイルスの存在など知らないかのように、観光地には満員の人だかりができていた。
人気のラーメン店にもマスクの有無を問わず、多くの人が隙間なく外まで列をなしていた。
確かに俺も”そうは言ってもそんなに感染することもないだろう、、、”と思っている節はある。
しかし、タラ・ジェーン・ラングストンさんのように、日常的に体を動かすことが好きで健康的な人でも、感染しこれだけ辛い思いをしているのを見ると、自分自身危機意識が低すぎるようにも思った。
オリンピックも延期の方向で話が動いているようだが、たとえ近所で感染者が出ていなくても、オリンピックや世界各国のスポーツイベント等も軒並み中止や延期になるほどの事態なのだ。
確かに休みの日は時間を持て余してしまうし、子どもがいれば尚更大変かもしれない。
気をつけ過ぎて損なことはないと思う
ガラスを肺に入れたような苦しみと聞いてゾッとした。
割れたガラスだろうか。
感染したら死の恐怖を感じながら、その苦しみを味わうことになる。
治療法も確立していないし、特効薬もない状態では本当に苦しいだろうし命の危険も大きい。
何でもかんでも自粛するのがいいとも思わない。
経済が、、、という話もあるが、生きてこその経済だ。死んでしまったら経済も何もない。
現実に今、世界中で起こっている事として、感染したらどんな風になるかを考えさせてくれる貴重なメッセージであった。
海を越えて遠くの日本ではあるが、この貴重なメッセージを自分は真摯に受け止めて感染を広めないよう、気を付けて過ごしたい。