のぶろぐ13。

毎日が夏休みの人生。

営業という職業について思ふ。

スポンサーリンク

f:id:Nob13:20190508133428j:image

世の中の9割以上の営業担当は不要。

 

仕事がどんどんAIにとられていく時代になってきている。

仕事がなくなり由々しき事態だ、と騒いでる話もあちこちで聞こえるが個人的にこの流れには反対ではない。

色々あるが、自分の仕事のひとつは営業職である。

 

長いことやってて思うけど、冒頭の通り世の中の大半の営業は不要だと思う。

営業をなくす事でその分の無駄な人件費が減り、企業にとっても消費者にとってもコストダウンになる。

 

今回は営業に焦点をしぼっているが、営業が不要と思う一番の理由が『付加価値』がないからだ。言い換えると『付加価値を与えることが出来る営業が少なすぎる』ということである。

 

 

 

 

 

先日マセラティのレヴァンテの試乗に行ってきた。

 

 

その際、仕事が出来、かつ大きな付加価値を与えることが出来る大好きな営業担当が不在だった。(あとで知ったが、不在ではなく辞めていたのだがw)

店長を名乗る人間が後部席に乗り道案内をするという。それは本来何も問題のないことではあるが。

 

途中で聞いてみた。

アイドリングストップはどうやって停めるのか』

店長【ん~、、、ちょっと。。】

わからないらしい。

 

エンジンの排気量はいくつですか?

店長【3L?3.5L?、、、ん~、結構パワーありますからね】

知らないらしい。

 

親切にも週末の一番混んでる大渋滞の大通りを案内してくれる。

この辺の試乗であれば大半の輸入車営業が案内する快走ルートがある。そこに行きたいと思いつつ

『エンジン音等聴いてみたいので少し踏み込める道を案内していただくことはできますか?』

【休日で混んでますからねぇ、、、。】

引き続き渋滞の列に並び続けたいようだ。

 

車内では何もしゃべらないし外を見てただ座っている。

何のために来たのか?

 

つまらない試乗を終えディーラーに戻ってくると、何も言わずに1人で店内に戻っていった。

 

さすが1000万超の車を売るディーラーの店長。ご自身でも10台くらい所有しているのだろうか。

 

最近出会った中でも代表的なクソの例だが、これは極端な例にしろこういう営業は少なくない。(勿論意図的に塩対応されている可能性もあるがw)

f:id:Nob13:20190508140134j:image

契約時は

『何かあればいつでも電話ください。すぐ対応しますので!』

契約後は、電話に出ない、折り返しない、今忙しいので…そんな感じ?

 

自分自身が営業に携わる仕事をしているので同業者に対して厳しいところはある。

間違いなく。

 

しかし、営業に求められるのは付加価値で営業が売るべきは自社の商品よりも自分自身である。

その人がいるからこそうまく行く、オンラインや違う担当ではこういう結果にはならなかった、それこそが営業の一番輝ける瞬間であり一番の付加価値だ。

 

上記のマセラティの例でいれば、わからないことがあれば正直に今はわからないが戻ったら調べて伝えるので少し時間を欲しい旨を伝える。

 

車内でバカ面下げて黙って外を眺めている暇があれば会話をして、

どんな車がすきなのか?

マセラティに何を求めるのか?

車選びで重要視することはなにか?

 

を聞く事で、試乗ルートも臨機応変に変えられるでしょう。

でも、それが出来ない人が一緒にいたところでプラスがないどころか本来試したいことも試せずマイナスしかない。

 

こんなレベルの営業は早々に淘汰されるべきで、そんな人が多いという話である。

反面教師として、自分自身はそうならないよう努力しなくてはならないね。