新人のお父さんの体験談。
今まで車選びは完全に自分の好きな車だけ買ってきたのだが、子どもが生まれると子ども一番の生活になり、車を始めいろんな事を考えるようになった。そこまで人を変えさせる子どもの存在ってすごい!
それで知人がマツダに就職したそうなので、家族でファミリーカー探しの旅へ出かけて来た。
そこで起こった諸々の想定外の事。
娘がジッとしていられるのはせいぜい15分
大事な娘を連れてマツダのディーラーにやってきた。
車のディーラーに来るなんて久しぶり!
子どもを抱いて入るディーラーはまた違った感じだ。
気になる車の事とか、価格の事。
乗りたい車の試乗車があるかや担当営業さんがアホでないかより、とにかく
娘がショールーム内で爆発しないかどうか
だけが気になる。
担当さんに案内され席に着く。
”ファミリーカーを探しに来た”という単語が今までの自分の人生には存在しなかったので、発語するたびに奇妙な感じがする。
CX-5とCX-8を家族3人で使うのにどうか、と主に内装を見にやってきたのだがここに来て営業さんの座っての話が長い。
パンフレットに書いてあることをずっと読み上げてくれるのでとても退屈で、初めは人生初の自動車ディーラーで物珍しそうに周りを見ていた娘も、段々動きが激しくなってきた。
それで娘が退屈指数が95%を超えて危険水域に入ってきたので、妻がCX-8に試乗させてもらう流れに。
小さい子どもを抱いて後席に乗る訳には行かないので、妻に営業さんと2人で乗ってきてもらう事にした。
その間自分は娘と2人で待つ。
そして2人は試乗車のCX-8に乗って出かけて行ったのだが、混んだ街中をずいぶん遠くまで行ったそうで、1時間近く帰ってこなかった。
長時間暇で、娘はショールーム内でぐずり始めたのでショールーム外へ出て駐車場の日陰の部分を、抱っこしながら行ったり来たり10往復以上、、、。
点検の車のクラクションで驚いて泣き、機械式洗車機の音に驚いて泣き、エンジン始動音に驚いて泣き、、、40分過ぎてもまだ試乗に出た妻と担当は帰ってこず。
泣きたいのは父も同じだ。
段々営業に殺意が芽生えてきた。
小さな子ども連れで商談は無理
1時間後にやっと、、、やっと戻ってきた。
娘を連れてお迎えに行き、助手席に乗っていた担当さんと目が合う。軽く会釈するものの、売りたい気持ちが専攻しているのか試乗車から降りた妻にすぐ後席や、ラゲッジルームを開け、CX-5と2台並べて比較説明を長々始める。
こちらの様子に気づいているものの断れない妻は話を聞いている。
しばらく待っていたが、見ている限り説明終了まであと6年位はかかりそうだったので、妻の元へ行き白旗を見せる。
その後は無事帰りの車に乗り込み、担当してくれたスタッフさんに挨拶をして帰路につく。
『ちいさいお子さんいると大変ですよね!自分も子ども生まれたばかりなので、わかります!!』
と営業氏。
それはどうもありがとう。
こんな小さい子どもを連れてきた自分が悪いのだが、小さい子どもにこの時間がかかる車の商談は無理だ。今後、もし見に行くことがあるのなら大人だけで行こう。
丁寧に接してくれたスタッフさん達に対しても申し訳ない。
ありがとうございます。
今回は娘にも長時間負担をかけてしまった。
家に帰ってからは大好きな抱っこをいっぱいしてあげて、妻が絵本を読んであげた。
ところで、2時間近くディーラーにいてCX-5とCX-8の比較に行ったのだが分かった事は以下だ。
以上。