羊の皮を被ったナントカ。
見た目はほとんど普通のA3。好きな人が見ればエアロが攻撃的であることや大径ブレーキに気づくだろうが、興味ない人が見ればただのコンパクトカー。
そんなコンパクトカーが0-100km/h加速4.1秒をたたき出し、お値段も1000万円近いというのだから色々ぶったまげる。
2年ぶりに復活のハイパフォーマンスカー
2018年で一時輸入が途絶えたものの、再び2020年より日本市場で販売される運びとなったRS3スポーツバック/セダン。ちなみにスポーツバックがハッチバックの事でセダンが、、、セダンだ。
ボディタイプは用途や好みに応じて好きな方を選ぶ。
仕事にも使うのであればセダンの方が決まるだろうが、背の高い荷物を入れたり、もっと気軽に使いたいのであればハッチバックが良い。
くるまのニュース等によると、アウディ ジャパンは7月21日、装備を充実させたA3シリーズのハイエンドスポーツモデル「RS3 スポーツバック/RS3セダン」を、約2年ぶりに日本市場で販売すると発表。
発売日はRS3スポーツバックが8月18日、RS3セダンが9月15日を予定している。
パワートレインは、最高出力400ps、最大トルク480Nmを発生するオールアルミ製の2.5リッター直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンと、7段Sトロニックトランスミッション、クワトロフルタイム四輪駆動システムを組み合わせる。
クワトロシステムは、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを採用し、前後アクスルにトルクを可変配分することにより、大パワーを確実に路面へ伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現するという。
0-100km/h加速タイムは4.1秒。また、このエンジンは「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の2~2.5リッターカテゴリーにおいて、9年連続ベストエンジン賞を受賞している。
価格はRS3 スポーツバックが850万円、RS3セダン869万円であるようだ。
アウディの5気筒エンジンフィーリングとお値段
以前RSQ3に乗らせてもらったことがる。
素晴らしいフィーリングで、ゆっくり走っても下からモリモリと力があって楽。踏み込めばまさにスポーツカー!そんな万能なフィーリングで楽しかった。エンジンもV10のR8の半分の5気筒で、どこかサウンドも似ている気がする。
本当に素晴らしいエンジンで、インターナショナルエンジンオブザイヤーで9年連続入賞も納得。
本当に素晴らしいのだが、引っ掛かるところは多くの人と同じだ。
このクラスの車に1000万円近く出せるかどうか。
勿論、この車に惚れ込んでいれば迷う余地はない。
本当に素晴らしい。
でも、1000万円あれば他にも選択肢は多い。
一部ポルシェも買えるし中古フェラーリも買える値段だ。
それだけの金額をコンパクトサイズのこの車に、、、と考えるとカーボンブレーキがかかる。
RS3、TTRS、RSQ3の3車種でしか楽しめない5気筒エンジン。
素晴らしいフィーリングで最高なのだが、やはりそれ相応の出費を求められ、その面でのオーナーの覚悟も試される車である。
外見は今までと大きな変化はなし。
この緑色は新色なんだそう。
古さを感じるインテリア。ナビが小さい。
近々アップデートされるかな。
ダイヤモンドステッチは良い。
セダンタイプ。
ハイパワーモデルであっても、あくまでエレガントな佇まいのアウディ。
全然速そうじゃないのに、実はめっちゃ速いという車だ。
スタンダードモデルのA3に乗っているだけに、最上位モデルのRS3は是非とも手に入れたいとは思うものの、ポンと出せる850万円が無いのが悔やまれる。