人生と選択。
人生には本当にたくさんの選択肢があり全部を選ぶことなど到底できない。
自分に選べる数少ない選択肢とそこで見られる人生とみられなかった人生について考える。
乗りたいバイクが多すぎる事から
BMWのバイクで言えばS1000RRの新型乗りたいな、M1000RRは絶対に乗りこなせないけれどそれでもメーカーが威信をかけて作ったマシンを一度運転してみたい。そしてカーボンの美しいボディが所有欲を満たしてくれそう。K1600GTカッコいいな。
スポーツツアラーの究極形って感じで最高なんだよね。R1300GSAも素敵。新型になって更に良くなったそうじゃない？同じエンジンを搭載したR1300Rも正面から見ると卵型で面白いデザインだし、より走りに振って楽しそう。
そして新型のR1300RT！デザインもかっこよくなったし新機能満載で乗った人がみんな絶賛してる。これはバイク乗りとしてぜひとも体験したいが乗り出し400万円か。
ところでこれがハーレーになると、、、
って感じで自分が同じ金額を出して買いたいもの、手に入れてみたいもの、乗りたいものは無数というか無限にあるものの現実問題手に入れられるものなどその中の1~2台なのである。
やはり乗り物は試乗してどうっていうのは難しくて、自身で所有してガレージに収めてそれから日々のツーリングや長距離ツーリングを重ねることで新たな魅力や欠点を発見していく。
人間と同じでたかが10分程度の付き合いで相手の魅力の全てを知ることが出来ない。
候補が100台以上ある選択肢の中からこの度購入に選ばれたのはゴールドウイング50thだったわけだが、このバイクに跨り青森まで往復1300km以上を走った。
沢山の景色を見て走ってきたがこれが上記のK1600GTだったらどうだろうか、R1300Rだったらどうだろうか、ハーレーのウルトラだったらロケット3Rだったらどうだろうか。
色々想像してみるが実際にそんなに何度も出かけられる機会も無いので現実的には年間数回、所有している乗り物で出かけることが精いっぱいだ。
人生は短く乗りたい全てに乗ることは不可能で、その中の極僅かな選択肢の中で楽しんでいく人生になる。
与えられる選択肢の数と選べる数
住む場所から始まって人生の選択肢は本当に多岐に渡る。
今住んでいるところが違う場所だったらどうだろうと考えるが、生きられる年数的に全都道府県を2年ずつ転々として生きてみるとかできない。
選択肢には日本だけではなく海外の国だって存在する。
自分の人生、短い人生で選べることなどその中で本当にちっぽけで極僅かだ。
自分の人生の中で出会う人もそうなんだ。
家族も含めて気が合う人がいれば奇跡に近い。そんな人たち、そして気に入ったモノたちは大切にしていきたいと思っている。
