
360スパイダーの500km走行後インプレ。
人生初のF1マチック。
360自体はクーペを所有していたこともあるので2回目。F1マチックの操作に関しては良くも悪くもイメージ通りだった。ファーストインプレッション。
過去最高レベルに防風性能が高いオープンカー
今まで乗ったことがあるオープンカーでは、ある程度速度を出すと窓全開の状態では運転席と助手席は耐えられないほどの風圧になる。まして高速道路走行などもっての外。
屋根が開いていても窓を閉じれば快適、でも窓を全開にすると大暴風で運転が辛いといった感じだった。
オープンカーで走行と言えばオープン時は窓を閉じて走るのがセット。
窓全開が許されるのは低速時のみ。
それ以上は目が乾きすぎて運転が出来ない。
この常識を覆しているのが360spider。
オープンにして窓を全開にしても高速道路走行も普通に行ける。我慢不要。一般道であればその他のオープンカーの窓を閉じている状態と同等で360スパイダーの窓全開で走ることが出来る。
この整流効果と防風性能には本当に驚いた。
全く期待していなかっただけに。
流石F1メーカーだけの事はあって空力に関しては究極かもしれない。
そう思うほどオープンカーが快適。
オープンが好きだから開けられる時は基本開けて走っている。

クラッチを機械が操作するセミオートマ
まさにセミオートマって感じ。
クラッチ操作がないだけで基本的にパドルシフトでMT操作を求められる。
坂道発進は下がりまくり。
だから少し下がるのを許容してブレーキからアクセルに即座に踏み変えるか、左足ブレーキ右足アクセルかサイドを引くか。
普段はオートモードに入れておいてワインディングに行った時だけマニュアルモードでパドルシフト操作を楽しめるアウディやポルシェとはわけが違う。
オートモードが使い物にならん。
パドルシフト操作をしていれば自分の任意で変速しその時にアクセルを抜いてあげることで変速ショックを吸収できる。
変速時にアクセル開けっぱなしだと変速の度に船をこぐように揺れる。
オートモードだと常時この状態なので車に乗っているのに船酔いする。
ドライバーが疲れていようと元気だろうと車が求めるのは常にパドル操作。
信号待ちではNに。青信号になったら1速に入れてそこから変速毎にアクセルを毎回抜いてシフトアップ。減速しながらシフトダウン、止まったらNに。
坂道では左足ブレーキで下がらないように調整しつつアクセルを強めに回して、進みだしたら右足は踏力固定してそのままクラッチが繋がりきるまで待ち左足ブレーキを少しずつ解除と。2速に上げるときにはまたアクセルを抜いて。
慣れてないからだがMTの方が楽だ。
どうしてトルコンATにしなかったんだろうか。
現代のフェラーリはそれこそ免許取りたての人でも乗ることが出来るだろう。
これはバカにしているのではなくそれだけ車の完成度が高いという事を言っている。
360のF1マチックは初めての人が乗ると
ホッピングしてるの??
ってくらいボヨンボヨン動く。
まともに走らない。
このドライバーが車に合わせてその強烈な癖(ただの低性能とも言う)を理解し、車が望むような運転をして初めてまともに走ることが出来るのは、見方によっては楽しいと言える。
シングルクラッチのフィアット500をもっと強烈にした感じだ。
MTを運転できる人ならMTの仕組みを理解しているので習熟が早いと思われる。
オートマ限定でCVTしか乗った事ない人はMTの原理がわからないからアメ車乗りも驚くほどのホッピングの達人になるだろう。
エンジンサウンドを聞きながら頭の中で今、車のクラッチがどんな状態になっているかイメージしながらアクセルの開閉を変えていくのが運転のコツだ。
