
距離を走るならスポーツカー。
普通に考えて長距離をずっと走り続けるのであればアウディQ8やA8のような車が楽に決まっている、そう思うのは当然だが実際は違う。
自分もそうだし周り見ていても違うんだよな。
長距離走るのに向いているのはクーペのスポーツカー説。
アウディの長距離旅行を振り返る
A3に比べてQ8はエアサスだし静粛性は最高に高く、荷室も足元も広いので全てが快適である。それは間違いない。
だが、Q8ででかけた帰り道には既にぐったりと疲れている。
様々な運転の補助機能が付いているが故、運転することが作業になってしまっている。
これなら目的地を入力して全自動で運転していってほしいと思うほど。
また、ダイナミックモードにしなければアクセルレスポンスは乗員を揺らさないように穏やかになっているし、ブレーキも優しいタッチ。
全体的に穏やかな傾向。
長距離運転するのであればこれが間違いないような気がするがそんな事は無い。
実はこのQ8で旅行にくる前日にもセブンで200km位のミニツーリングに出かけたのだが、これはセブンだから出かけたのであってアウディだったら旅行の前日に200km位走ってこようかなと絶対にならない。
運転を楽しむスポーツカーだから楽しいって気持ちが勝つんでしょ?
それもあるのかもしれない。
が、決定的に違うのが帰り道でもアウディほど疲れてない。
常時激しい振動のフルオープンで走っているにも関わらず。

スポーツカーが長距離に向いている理由
例えるならラグジュアリーカーはリビングにおける最高レベルの快適なソファだ。
ただ座っているだけならいいがそこで様々な作業をしようと思うと色々不都合が生じる。
対してスポーツカーは最高のゲーミングチェアだ。
あらゆるハードで緻密な操作に耐えるつくりをした椅子である。
長い時間の運転も細かい操作も全てが計算されつくされている。
だから、長距離を走っても体にダメージが残りにくい。
そしてアクセルのレスポンス、ハンドリング、ブレーキング全てがストレスなくドライバーの意のままに動き、また動かせるように設計されている。
これらの事からドライバーの体と心にかかる負担は極めて少ない。
周りの車好きを見ていて思うのは911やZやその他スポーツカーでかなりの距離を走っている人は結構見る。でも、それよりも圧倒的に楽そうなカイエンで30万km走ったとか50万km走ったとかほとんど聞いたことが無い。
長旅に行くのに荷物が乗って視界が広くて快適なSUVやセダンを持っているにも関わらず、皆クーペのスポーツカーやバイクで旅に出る。
これの理由は勿論好きだからという事もあるだろうが、それ以上にスポーツカーはゲーミングチェアなんだろうと思っている。
車の運転がつまらないから好きではないという人は大勢いる。
よくわかる。その辺で買えるほぼ全ての車の運転はつまらん。
そんな人にこそ至高のスポーツカーを体験してみて欲しいものだ。
