
性能だけではない乗り物の魅力。
乗り物の魅力は速い遅い、快適不快だけではない。
昔からの憧れや周りの環境、音や振動など様々な要素が影響する。
一番乗ってないけれど気に入ってるハーレーがいい例。
深い趣味車の世界
このブログを書いている時点でスバルのWRXの限定車が出る話を丁度聞いた。
スバル車には1mmも興味が無いから(知識が無い)右から左で聞いていたが、すごく欲しいという人とパワーが低いから絶対にいらないという層にわかれているという。
好きな人や欲しい人には車両の魅力が自分以上にわかっているので今さら魅力を伝えるまでもなく、『絶対にいらない』と豪語する人達の多くはパワーが少ない事が理由だと聞いた。
275psなんだとか。
今どきのスポーツカーで高額なんだから300psは無いと!
という声もあるのだそうだが、300psも275psも変わらないと思うぞ。
それに乗り物の楽しさは馬力だけが全てではない。
普段300psの車で移動していて週末には800ps超の車を楽しむような人もいる。
だけど彼ら全員がどちらか1台を選べと言われて必ず800ps超の車を残すとは限らない。
これが今回のハーレーの話に繋がる。
うちにあるハイウェイキングは半端なく乗りづらい。
低速時にはフラフラするしワインディング走ればストレスMAX、高速走れば大暴風で呼吸困難。ブレーキしても重たいからなかなか止まらないがパワーはそんなに出なくて燃費はどれよりも悪いといった感じだ。
中古車としてたくさんのハイウェイキングの低走行の売り物が並んでいるが、多くの人が乗りづらくて手放したことが容易に想像できる。
そんなハイウェイキングは今年でガレージに来て3年目になる。
あの超優等生のゴールドウイング(23年モデル)ですら1年程度でガレージから放出になった。にも関わらずポンコツ界のエースのハイウェイキングは3年目の在籍。
性能云々の話ではない。
ハーレーに対する憧れ、思い出、そして芸術品の域に達している見た目の美しさ、鼓動感、懐かしさ、、、そういったものが全て含まれて手放したくない存在になっている。
自分の中ではスイス製機械式時計に近い。

ロードキングが欲しかった青春時代
初めて買ったハーレーがファットボーイだが憧れていたのはロードキングだ。
そのロードキングの生まれ変わりがハイウェイキングみたいな気がしたのでそれで手に入れた。
ハイウェイキングは登場してまだ3年だが自分の中では長年憧れていたハーレーを買った気持ちなんだな。
だから性能が悪くても遅くても燃費が悪くても大して問題ではない。
パワーがあるから絶対に楽しい訳ではないし資産価値が高いから持っていて満足感がある訳でもない。物には数値化できない感覚的な魅力や憧れ、歴史がある。
自分の経験上それは確信を持って言えるから表面的な情報に惑わされず気になる物、世界には自身で飛び込んでいってほしいと思う。
否定するのは乗ってから。
