
セブンの魅力。
走行距離は3800kmを超えもうすぐ4000kmが見えてきた。
走ること以外全く使い道のないセブンで約4000kmは結構走った方だと思っている。それにしてもこの車の魅力はとてつもなく大きい。
行ったら戻れない魅力
ホントに違うのよ。
全然違う、他の車と。
全てのアシストが無いので車の本来の魅力そのもの。野趣あふれる魅力とでもいうべきか、雑だがその雑を何十年と受け継ぎながら少しずつ洗練してきた。だがその物自体は他から比べれば圧倒的に雑と言わざるを得ないフィーリング。
しかしそれが一周回って心地よくドライバーの手中に収まる魅力がある。
セブンの場合、見た目から何もかもが違うのは大前提だがまず運転に関しては
ドライバーの実力100%
となっていて、まずここが一番違う。
運転が下手でもそれなりに乗れてしまう昨今の車とは違い、下手な人が乗ったら碌に動かすこともできない容赦ないパッケージになっている。
現代の回転数を合わせてくれるような車でギクシャクと乱暴な運転しかできないような人が運転すれば、車はまさに言葉通り吹っ飛ぶだろう。
変速で車のアシスト任せでクラッチをラフに繋いで、、、なんてとんでもない話だ。
しかし、その正確な操作を要求する車の性格にあった、素晴らしく運転しやすいパッケージングもまた魅力なのである。
ハンドルも遊びゼロだし超小さい。シフトは今何速に入っているかわからないくらいショートシフト。ABCペダルは小さい&狭すぎるためこれがかえってヒール&トゥがしやすい。
セブンの場合ヒールを使うスペースが無いためトゥ&トゥだが。
セブンに乗ると他の車がつまらなく感じる。
例えるならセブン乗りは自分で絵を描きたい。
お勧めされた新型スポーツカーはAIよろしくこの電子筆で一本の線を引くだけで、イメージに近い背景まで書いてくれ着色までしてくれる。
いやいや、私は自分の意志で絵を描きたい。
ではこちらのスーパーカーはどうか。
筆を持つ必要すらなく自分がそうしたいと伝えるだけで誰もがプロレベルの絵を完璧にAIに描かせることが出来る!
そうじゃなくて、私は自分で色を作って自分だけの絵を描きたい。
こちらの最新のハイパースポーツはもう人差し指一本動かした瞬間に、、、
いやだから、私は自分の手で絵を描きたい(怒)
こんな感じ。

蘇る60年代の走り
走行中の車内はメカニカルノイズと軋み音とロードノイズと風の音が煩すぎて会話は声を張る必要がある。スピーカーにして使用する電話などは走行中は不可能。
頑張って多少使えるとすれば加速してない時だけ少し聞こえる。
F1のように加速中は煩くて聴こえないので、エンジン音が静かな時だけ会話できるようなイメージだ。
山道を走るとその旋回性能の高さに驚くばかり。
S字コーナーなどアクセル全開でOK。
他のスポーツカーだとこの速度で入っていくのは怖いかも、、、と思えるコーナーもセブンなら減速不要で突撃できる。
軽のエンジンだから遅くて使い物にならないなんて事も無い。
同乗した人が全員言うのは想像以上に速い。
のんびり運転中、小さなフロントガラスの向こうにはかわいいヘッドライト越しの景色が見える。60年代の人達も同じ景色を見て運転していたのだろう。
車両価格は高いがそれ以上の価値はあると思う。
