RZ34の欠点。
普段の足車として活躍し走行距離は納車されて半年で5000kmを超えた。
全く期待してなかった純正オーディオの音質も思ったより良いしナビも使い勝手がいい。けれどこれだけは気に入らん!って事がまだ一つだけある。
長い付き合いになりそうだ。
RZ34の欠点
乗っている車はベースグレードの6MT(スポーツリセッティング)だが、5000kmも走ると大抵のことはこんなものかとなれる。
だがいまだに気に入らないところが一つある。
それはアクセル開度と回転数の上昇が一致しない事。
これは発進時に起こる。
自分の場合、MT収集癖がありMT車は色々あるので特段運転が上手でないにしろMTの運転が苦手という事も無い。以前にも記事に書いた通りだがMT車の発進の手順は以下の通りだ。
①半クラにする
②アクセルを踏む
ここの①と②がほとんど同時にパッと行われる流れだが、この時にアクセルを踏んでいる量は同じなのに回転数がランダム。
実際どうなってそういう風になっているのかはわからないが、素早く①と②を行う事によりコンピューターが回転数がどのくらいにしていいのか混乱して毎回ランダムになっているような印象を受ける。
信号の発進からある時は回転数は900rpmで発進しそのまま動き出していく。
同量踏んでいてもあるときは3900rpmまで回転数が激しく上昇し前車が煽られていると勘違いするほどの回転数になる。
そして同じように踏んで発進し2600rpmでスタートし、回転数が高すぎるからアクセル開度をもう少し(mm単位で)弱めて次の交差点で発進すると500rpmでエンストする。
もう少しだな、、、と理解して1000rpm位で発進できるアクセル開度を見つけ、次回の交差点の発進時に同量踏むと2900rpmになるみたいな。
他所有のMT車では一切こんなことはなく毎回同じ回転数で発進できる。
実際にアクセルを踏んでいる量と、それを回転数上昇に繋げるセンサーに問題があるように感じる。
ディーラーに確認した。
1時間見てくれて
『コンピューター診断したところどこも異常なしですよ!良かったですね!』
良くないよ。
それが何とかできないのかな?と相談したんだ。
『まぁZはパワーがあるからでしょうね!』
そういう問題ではないと思うが。まぁいいや。直らないね。
日産スポーツカーに詳しい整備士さんにきいたらやはりスポーツカーに詳しいオーナーさんからは指摘されることがある。結論としては直せない。
個人的な想像としては日産自体、そこの繊細なアクセルワークの反応に力を入れてないように思う、と言っていた。
他にRZ34を購入した知人も同じことを言っていた。
回転数がランダムで乗りづらいと。NISMOも同じらしい。
MTの乗り物を複数台持っているから比べて気になるが、これ一台だったらそこまで気にならないのかもしれない。
5000kmを超えて走っていてもなかなかうまい対象法が見つからず、高回転スタートが続くと結構イライラする。
夏の街乗り
夏の街乗りはエアコンを使うと6~7km/Lぐらい。
MTの場合高速道路を使って最高にエコに心がければ13km/Lくらい。6速100km/hのオートクルーズ、エアコン弱め。
高速道路を使って遠出するときは割といい数値が出るけれど普段買い物など街中で使っているとガソリンはみるみる減って行き、先日入れたばかりなのにもう半分、、、なんてことがあるのが少々欠点。
ガソリンスタンドに頻繁に行かなくてはならないのは面倒。
でもまぁスポーツカーなので燃費なんてそこまで問題ではない。
問題なのはアクセルレスポンスだ。
そして日産Dの営業さんが誰もフェアレディZに乗ったことが無いから、誰にも話が伝わらない事である。
パワーがある車はそうですよ!と。
もっとパワーある車持ってるけどこんな事にならん。
動いているときは問題ない。
発進時だけ使いづらい。
これがRZ34の最大の欠点と感じる。