車も人も相性がある。
あの人いい人だよ~と紹介されても『なんなんだ、このカスは、、、。』という事は時々ある。反対にあの人はケチで性格が悪いから絶対に近寄らない方がいいよと言われて会ってみても、ものすごくいい人で気が合う人だってこともある。
車も同じで万人にいい車は存在しない。
人によって求めるものは全然違う
車に求めるものは人それぞれで全く違う。
ある人にとって車は走るラブホであり、後席が広くフルフラットになることが車としての条件だと聞いた。
また今の若者の多くはスライドドアがマストであり、スライドドアが付いてない車などはドアが無い車に等しいと言う。
そしてある人はカタログ燃費だけを気にし続け、またある人はドリンクホルダーの数を気にし続ける。
ドアが分厚い安全性が高い車を好む人もいれば、ドアが障子紙よりも薄い危険性が高い車を好む人も大変多い。
とにかく馬力を求める人もいればラグジュアリー風のメッキ調パーツが付いている事が好ましいと思う人もいる。
とにかく何もかも人によって違う。
自分の場合信頼と快適性を求めてアウディのA3を買った。
機動力は抜群でどこにでも安心していける。
小さいのでげんこつくらいのスペースがあればどこにでも停められた。だが、子どもが生まれて家族で移動することを考えるとき、その豆より小さいボディが少し欠点となった。
それでアウディのQ8を購入。
長距離移動の頼もしい相棒となったが運転していて楽しさが無い。
遠くへ行くときは運転の作業感がもの凄く強い。
他にスポーツカーを購入するがアクセルレスポンスが悪い、荷物が乗らなすぎる、暑すぎる、くさい、色々常に不満が残る。
で、経験してわかったことは一台でなんでもできる、というのは自分には合わない。
速いSUVとか全然ダメ。
走ることが楽しくなる要素(サウンド、足回り、エンジンレスポンス、エンジンブレーキなど)と快適に走るために必要な要素は相反する。
快適なSUVに強力なエンジンを入れて足回りを強化すると、大して速くも快適でも無い中途半端な車が完成する。
だから走ることに全振りした趣味の車と、快適さに全振りした車と2台が一番ベストだと気付いた。
実は乗るより見ている方が楽しいスーパーカー
自分でスーパーカーに乗って長距離走ってるときにはこう思っている。
『腰イテー、、、。』
で、快適な車で長距離を走っているときに後方からスーパーカーが走ってくると嬉しい。見た目と音と走っている姿を楽しむ事が出来る。
それも腰痛無しに。
昔は走っているスーパーカーを見て憧れて、自分で運転したらなんと楽しいことだろう、、、と思った。
手に入れて乗ってみたところ、大して面白くなかったので見ている方が楽しかったことに気が付いた。
乗って楽しいで言えば、最近購入した軽自動車が一番楽しい。
人生は経験してみるといろんな事がわかる。
本当に自分が楽しい事、ハマる事ってもっともっとたくさん隠れているんだろうなと思う。