ラララ高尚な時計の世界。
腕時計は一時期より熱が冷めてしまった。
子育てしてるときに高級腕時計は邪魔でしかなく大人だけで出かけるときも無い。先日久しぶりに以前購入したお店から新作案内の連絡をもらった話。
高級時計の世界
機械式時計はまぁ高い。
世の中のほとんど全ての物にいえるが役に立つものは安く、役に立たないものほど高い。その役に立たなさが限度を超えれば超えるほど高くなっていく傾向がある。
全く持って謎である。
本来であれば一番役に立つものが高くて良さそうだが。
例えば車。
人数が乗れて維持費も安く壊れない車は安価。維持費もかからないため長期的に持っていても負担感はゼロ。
これがエンジンパワーを高めて200km/hの速度域でも片手で操作できるくらい安心の2人しか乗れないスポーツカーになると1000万越え。
300km/h出るけど雨に降られ続けると問題が発生するような車になると5000万円~。
サーキットしか走れず整備も目玉が飛び出すような車になってくると数億円。
購入しても自宅に持ち帰ることが出来ずイベント時にしか乗れないもっと高い車もある。その辺になると1人乗りだし、周辺で修理すらできない。
これが時計の世界にも当てはまる。
正確な時間を知りたいのであれば何か特別な物の用意はいらない。
スマホを見れば良い。
以上だ。
おしまい。
これが耐水性がなく、壊れやすく、傷つきやすく、オーバーホールが必要でその金額が高くなりがちなものほど時計の値段は上がっていく。
そして時計は定期的に動かさないと止まってしまうし、時間もズレる。
でも数百万円、数千万円、数億円。
全く持って自動車の世界と似ている。
以前購入した時計を取りに行ったヴァシュロンコンスタンタン銀座。
自分が機械式時計に興味を持つきっかけとなったブランドなので特別。いつかブティックで買いたいと思っていて夢がかなった瞬間でもある。
先日新作の話を聞いた。
新しいモデルの実物展示があるので見に来ないかとそんな話。全然チェックしてなかったからその話を聞いてから調べてみた。
新作ってこれか。ヒストリーク222。
約500か。
こんな感じ。
クラシカルな感じね。
見に来ませんかと話をもらえるのはとても有難い。時計自体は好みではなくてもそう言って貰えるのが。
個人的に昔から好きなのはトラディショナル。持ってても1年に1度くらいしか使わないのでマニュアルワインディングで十分。でも緑でなくてもいいかな。
それにしても時計は高い。
一番ベーシックなモデルでも350万円。
ホンダのフラッグシップバイクが買える。フラッグシップバイクを買えば時計もついてくる。
円が弱くなったこともあるだろうが、ここまでの金額になってくると自分のような末端のファンには手を出しづらい。
この金額を出すなら、、、って他の候補の方が強い。
この程度の金額が高いっていう人はどうぞ他へ、って事なんだろうが。
好きなんだけどね。
高級時計に関わらずハイブランドを身に着けるとすっと背筋が伸びる気がする。
自分の気持ちを引き締めるため、あるいは猫背を直したい人にはそこまで高い投資ではない。多分。