セブンの慣らし運転継続中。
噛めば噛むほど味が出てくるような感じで、乗れば乗るほど味わい深くなってくるセブン。軽自動車のエンジンだし見た目は可愛いけどどうなんだろこれ、、、と思って購入したものの、乗り味は最高の一言で今はこの車の慣らし運転に出かける事が一番楽しい。
言われてみればあるバイク感
バイクが三度の飯よりも好きな自分にとってはセブンがバイクっぽいと言われても、
『いや、、、。これは車だろう、、、。』
と思っていたが最近は少々言わんとしている事はわかる。
バイクもまさにそうだが、このセブンという車には小物入れやドリンクホルダーなんてものは存在せず、足元に靴を脱いで置いておくすペースすらない。
もう究極に走る事のみに振っている。
そのため、何かを取り付けたいと思うのであれば超高額な純正オプションパーツやアフターマーケット商品を取りつけるか、自分で工作するしかない。
そしてサイズが小さいから二座あるものの助手席は物置として使うので実質1人乗り。
そしてバイクもセブンもコンパクトで運転感覚がダイレクト、風を感じられる。
セブンは隙間風が物凄いのでドアや屋根をつけても風を感じられる。
天候の影響を受けまくる。
こうしてみると両方に共通点は多い。
日光を浴びて気分よく走れるのは両方の強み。(楽しいのは晴れの日のみなのも)
ハーレーやゴールドウイングの大型系は400kg超級なので同じく400kg台のセブンと重量もそこまで差が無い。
バイクが好きな自分が楽しいと感じる要素もここにあるのかも。
流石に雪の無い道を探して走っていても標高の高い路面は凍結&積雪。
本当なら山越えしたいところだが出来ないので途中まで行って引き返す。
春以降のお楽しみに。
並のスポーツカーから比べると笑っちゃうくらいクイックなハンドリングとダイレクトな運転感覚。新しい遊園地の最新ではない、古い遊園地の年代物の性能の悪い爆音ゴーカートに乗っているような感覚が近い。
それでそのまま公道を走っているような感じだ。
Bluetoothで音楽再生なんてもっての外、ナビもエアコンも付いてないセブン。
バング&オルフセンのポータブルオーディオP6を持って行きスマホから音楽を飛ばして聞いている。
車内の静かな環境ではなく、オープンカーでの暴風音とミックスされた環境下で音楽を聴いて走るのはこれまたバイクに近い感覚。
これがまたいいのよ。
スマホの充電ケーブルと一緒に助手席に転がしておいたらこすれて白い汚れがついた。後で拭いておこう。
冬の今はどこに行きたいか、ではなくどこなら走れるかを調べ尽くしてあちこち徘徊。
今日の走行で総走行距離は627km。
この総走行距離表示の他にメーターパネル上のボタンを押すとトリップメーターにも変えられる。トリップメーターは1つ。
ここは唯一令和っぽくデジタル。
セブンはその強すぎる個性が故に乗り手を選ぶ車だけど、好きな人にはこれしか考えられない位ハマる。自分もその一人だ。
ポンコツの割に結構いい値段するのが悩みの種だが、気になっている人にはぜひこの世界に足を踏み入れて欲しいと思うぞ。