趣味車以外に用途の無い車。
ケータハムセブンを購入して数日。
ガソリンを入れにガソリンスタンドに行って来たのだが早くも問題発生。
給油口の蓋は開けられたものの閉じなくなった。
給油完了後蓋ができない
さて初めてのケータハムセブンの給油。
セブンはエンジン始動も他の車と異なり、知らない人はエンジンをどうやってかけるかもわからないだろう。そんなセブンは給油口はロックがかかっており、メインキーとは別の給油口専用のキーが付属する。
これを使って開けるのだが、先日はガソリンスタンドで早くも困った。
初めての給油に緊張しながらガソリンスタンドへ。
ガソリンタンクは一番後ろのリアトランク部分にある。
後方から追突されたから大爆発しそうなところにガソリンを保管するので、セブンでの公道走行はよりスリリングなものになる。
トランクに大量の爆薬を積んで走っているようなものだ。
それで大注目を浴びながらガソリンスタンドに到着後、給油口の蓋を外す。スムーズに外れず傾けながら取れた。
ここまではおっけ。
給油して給油ガンが『ガチャン!』と停まるまで連続で注入。
数十秒後、ガチャンと停まる前に給油口からハイオクガソリンがスプラッシュ!!
全身にガソリンを浴びた後に
ガチャン!
と言って停まった。
なるほど。
一般的な車は吹き出さないように満タン付近になるとガチャンと停止するが、セブンクラスになると吹き出した後に停まるのか、、、。
それを見たスタッフさん、心配そうにポケットティッシュを持って来てくれ使ってくださいと。両手がふさがっていて受け取れなかったので助手席に置いてもらった。
その後、納車説明時に教わった通りに給油口の蓋を閉じようとしたが、これがどうやっても閉じない。
購入店に連絡し操作方法を教わりながらもう一度挑戦。
閉じない。
もう一度。
無理。
ロックは出来ないけれどとりあえず落ちない位にはハマったので、そのまま点検のためディーラーへ行く事に。
極寒の中ガソリンスタンドで蓋が閉まらず15分位作業していたので鼻水が止まらない。
そうだ、そういえばさっきポケットティッシュをくれたような。
あ!
交差点曲がる間に助手席から外界へ飛んで行った。
給油口の蓋まで落とさないように気をつけて運転。
運転してる限り軽自動車とは思えないサウンドが運転席には轟く。
なかなか太い、野性味あふれるサウンド。
でも、そんなんどうでもいいんだ。
蓋が閉まらない。
固すぎて全く手首だけで変速できない5MTを操作してディーラーへ。
初期不良ですね。
写真では見えないが、ここのところにワイヤーが飛び出してるでしょ?
このワイヤーが邪魔してキーロックができないようになっているのです。
ホントはこんなところにワイヤーが出てきちゃダメなんですよ!
知らんがな。
このワイヤーを切って中を調整すれば大丈夫ですと調整に入る。
そもそもこのワイヤーは給油口の蓋を失くさないように蓋のリードの役割をしているわけだが、同時に本個体の場合はロックもできない仕様となっていたため一度の使用でお役御免となった。
切断。
蓋側も切断&取り外し。
これで大丈夫と思うので様子見てね。
ちなみに蓋をし忘れないように気を付けて。
蓋の紛失防止ワイヤーを失ったものの無事に蓋が閉まるようになったセブン。
既に今まで手に入れたどの車よりもクオリティが低いのがわかる。
手のかかる子ほどかわいいという言葉もあるが、早くも何の役にも立たないのに手がかかり過ぎる兆候があり過ぎて、嬉しいような悲しいような涙が出てくる。