足るを知る人生。
人生は経験してわかる。
年配の方はどうしてこんなにも物忘れが激しいのか、と思っていたが自分も既に十分物忘れが激しくただのボケ老人化しつつある。そしていろんな経験をして1つずつ理解し、当時わからなった事も理解して新しい世界が開けていくのである。
車をたくさん買って気づいた事
他人と比べてではなく自分史上最大数のいろんな乗り物を購入して所有して気が付いた事がある。
何台あっても乗るのは1人だけなので、結局ほとんどが動かされないまま年月ばかりが過ぎていく。
これは複数台所有しないとわからないことなので、今後1人で8台以上車やバイクを所有したいという人がいれば参考にしてもらいたい。
色々乗ってみて気が付くのだけど、車好きとは何かと正直考えさせられる。
というのも、自分の場合欲しい乗り物はほとんど全て手に入れる事ができた。
その結果満足し、もう車は別にいいかなと思う。
理由としてはやはり人生は成すまでの過程が面白く、手に入れるまでの道のりがワクワクする。努力して手に入れたらどうやって維持管理しよう、どこへ連れ出そうと考えるのが楽しかった。
実際所有してみると気づく。
自分が買えるくらいの車は、、、と注釈をつけるが、ぶっちゃけて言うと何乗っても大して変わらん。
この車だと目的地まで1時間以上かかるけれどこっちの車で行けば3分で到着する、とか無い。
内装が黒か黒以外か、外装が何色か、音が大きいか小さいかくらいなもので、それに乗っているから自信が持てるとかそれに乗っているからどうとか、何もない。
自宅のタンスに入ってるTシャツと同じ。
新品の時はキレイ、新しくて気持ちいい、気分がいい。
何度か着用して慣れるとどうという事も無い。
そんな感じ。
実はそんなに車が好きじゃなかったのかもしれない。
自分が欲しいものが全部手に入ったから満足しただけなのかも。
ここ何年かはこれは欲しいなぁ、、、、と思うようなモノは何もない。
年齢を重ねて元気が無くなっただけの可能性もあるが。
夢中になれるという才能
夢中になれるというのは才能。
これはホント。
上を目指したり興味が尽きなかったり、次から次へと購入したり乗り換えたりそんな人を見てると凄いと思う。
それだけの情熱があるからこそできる。
昔はフェラーリやランボルギーニは勿論、ポルシェやアストンマーティン他の新型が出ると聞けば買えもしないのに大興奮でお知らせを待った。
今はまるで興味が無く、現行の911が991なのか988なのか、最新フェラーリが何か、BMWやベンツ、アウディがどんな車を出して来るのかまるで興味がない。
電気自動車のBEVもボブも興味ない。
勝手にやってくれと言う感じ。
好きだけどある程度のラインで満足したのか、そもそも大して車好きではなったのかは謎。
自分にとっては車は何に乗ってるかとかそんな事より、それに乗ってどこで何を体験しに行くのかって事の方が大切なんだな。
最近はそうなった。