地方と都会の凄まじい格差。
年間何十回も地方と都市部を往復して毎回毎回その絶対に埋めようのない巨大な差に驚き、そして考えさせられる。田舎は緑豊かでのんびりしていてイイヨ~、昔はそれで充分だったと思うけれど、今ではそうも言ってられない世の中に変わってきている気がする。
未来の明るい都市部、未来の無い地方
先日高級輸入車ディーラーへ行った。
気になる車があったのだ。そして丁度その中古車が入庫したそうで見に行って来た。
車両名は一部伏せるがM〇C20というイタリアの車。
中古車で2000km位走った個体、で結構小傷が多いように見える。
ショールームに飾る時にも洗うだろうけど、その状態でこれだけわかると結構酷い気がする。すり傷あるし。
少なくとも新車同然!!とはほど遠い。
横には車両価格3200万円と値札。
これ新車時本体価格だよね、それでこの車はおいくらで販売?
値札の通りです。
3200?
ハイ!
中古のこの車で?
ハイ!とても価値があるお車ですので!
ほー。
それで終了。
地方のあるバイク屋さんにいったところ、素晴らしく好みの車両に出会った。
しかし料金が相場よりだいぶ高い。
理由を聞いてみると
『バイクなんてそもそもそんなに売れないんで~、うちは1年以上在庫になっても問題ない金額しかつけねぇんすよ!』
試乗車はこのバイクだけ?
『あー、試乗させるとバイクが新車で売れねぇんすよ。だから基本試乗車は無しですね。どうしてもって人には近隣で試乗車置いてある取扱店紹介して、その後契約にはうちにきてって言ってあります、あ、はい。』
もうね、人もお店も全てがショボい。
人生を諦めている、商売を諦めている人が多すぎる。
この店は応援したい、この人から買いたいとか、無い。
会って話す人全てが9-17時まで会社にいてその後一番に帰る事だけが目的。
都市部の人と車
都心部に行くと特にだが走っている車も華やかだし、働いている人、歩いている人、みんな生き生きしてるように見える。
大変な事はあるだろうけれど、それにしてもすごく生き生きしていて活気がある。
地方は死んでる。
無保険の軽自動車やミニバンが信号無視して走ってるだけ。
ガソリンスタンドで一緒になった見知らぬ老人に
『どんな悪い事したらそんな車に乗れんの?』
とか言われる始末。
都心から来るとまるで同じ日本には思えず、もはやただのスラム。
そこそこ若い婚活中の女性がいる。
どうせ狙うならスーパーカー乗ってるような人狙ってみたら?気が合うかはわからないけれど自分自身の新しい世界が開けるかも。
『高級車乗ってる人って悪い事してそうでヤダ。普通のサラリーマンがいい。』
はい、失礼しましたね。
年収300万円のサラリーマンを頑張って落としてくださいな。
今でも既に凄まじい開きだが、今後は目も当てられない程に差が開いていくと感じている。都市部ではポルシェは住む人の足車だが、地方ではアルファードに乗ってる人が神様と同等の立ち位置なんだ。
アルファリスト万歳。