フェアレディZ走行距離が3000kmに到達。
胸を張って愛車と呼びたくなるのがフェアレディZ。
ハイパワー、コンパクト、寸詰まり、乗りやすいと魅力に溢れている。ついに走行距離が3000kmを超えたのでこの時点での感想。
本当に忖度なしに良い
実際に何度もお伝えしているように本当に良い。
期待してなかった事も大きいが、それにしても出かけて帰ってきてももっと乗りたいと思えるし、また明日も何なら夜ももう一度乗りたいと思える。
車を買ってこんな気持ちになる事は初めてかもしれない。この理由は目立たずどこにでも乗って行けるデザインや、新しいから故障の恐怖におびえながら出かける事が無い事は勿論、何より日産がこだわって作り上げたハイパワーエンジンの恩恵も相当に大きい。
特にECUチューニングをしてあることもあり、街中ではややどころか相当に持て余す様なパワー感があり、街中を5速で走っているときでも前が空いた時に僅かに右足に力を込めるだけで真後ろにいた車が3秒後には豆粒になるほどの俊敏性を持っている。
エンジンのレスポンスが良くアクセルに対する応答性が素晴らしいため、どうでもいい車によくある音だけ大きくてちっとも前に進まないという事が皆無で、まさに自分の意図した通りの走りをしてくれる気持ちよさがある。
勿論、高速域では純正素モデルではブレーキが弱いとかはある。
しかしそんなの当たり前だ。
405PSが500万円台で買えるんだ、それだけで奇跡よ。
ブレーキが弱いとか、コーナーの時にロールが気になるとか剛性がとか言う人はベースグレードのZではなく上位版の911GT3を購入すればいい。
Zは荷物もたくさん乗るし、運転席と助手席後ろにもバッグ等が置ける割と広い荷室もある。運転席側には謎の小物入れも付いている。
家族みんなで旅行に行くときに使う大きいスーツケースも入る。
正に自分がそうだった訳だけど、見た目で食わず嫌いしている人は勿体ない。特にスポーツカー好きなら。
スポーツリセッティングはオススメ
アイドリング回転数が650rpm前後になっていて変更できない。
MTは繋がる時に回転数が落ちるので650rpmから落ちたらそこでエンスト。
回転数が上がってくるまではモッサリしていたけど、スポーツリセッティングを施してから低回転が驚くほど滑らかになった。
低回転からパワーアップしたわけではない。
低回転が滑らか。
トルクの波がより低回転寄りに移動してきた感じ。
元々良かった高回転はさらに凶暴な加速になった。車内に轟く音も大きい。
そして180km/hリミッターも解除。
ただドライブするだけの用途にも使えるのにワインディングも走りに行きたいと思える生粋のスポーツカー資質も持っているフェアレディZ。
ドアを開けた時に目に入って来るメイドインジャパンの文字も良い。
経営サイドは色々言われているけど日産技術陣が守りたいもの、大切にしているもの、こだわっているものをZで感じる事ができる。