成功者の話し方、成功して無い人の話し方の違い。
大勢の人を見ていると人生うまくいっている富裕層と全然うまくいってない層では大きな違いがある。ボーっとしてる人は『そりゃ金があれば着る物も食べる物も違うに決まってるだろ!』というのだが、そうではない。
両者が同じ服装をして自分の目の前にいても所作でどちらが成功者か多分わかる。
声に出る自信
人生上手くいってる人は声がハッキリとしていて聞き取りやすい人が多い印象。
これは自分の人生に自信を持っている事と、多くの社会経験の中でどうやって話すことで相手にどんな印象を与えられるかを体験した上でたどり着いた、いわば修羅場を潜り抜けた男たち(女たち)の声質なのだと思っている。
ゆっくりとハッキリと丁寧に、相手に伝わりやすいような言葉を選んで話す人が多いと思う。
反面、うまくいってないと声が小さく、何を言ってるのかわからず早口だったり、遅すぎてイライラしたり、質問に対しても即答できずえっと、あの、うーんと、、、という所が多い。
また、うまくいってない人は相手の事を考えられない人が圧倒的に多いので、相手が不快感を持とうがうんざりしてようがお構いなし。
そして、話が長い。
大昔サラリーマンをやっていた時代にも顕著だったが、忙しく豊かな経営者ほど返信が早くそして丁寧。
絶対暇だろうという労働者ほど返信が遅く、折返しも全然来なくて金払いも悪い。
これは見事に共通していた。
例えば書類1つ送って欲しいと話しても経営者はメール送信であれば件名で何の件の表記かあり、挨拶から入ってよろしくお願いしますと結ばれて書類が送られてくる。
労働者の場合は、何度も何度も催促してようやく件名空欄、本文空欄で書類だけ雑に添付されて送られてくるといった具合。
これにはほとんど例外がなく、面倒臭い事でも丁寧に出来る人は社会の上にいて、面倒臭い事を面倒臭いと言ってやらない人が社会の一番下にいるという現象が目で見てわかった。
10年以上前の当時もそうだったが、現代で見ても全く変わりなくこの法則は使える。
外見は一番外側の内面
今日は営業に来ました、よろしくお願いしまーす!!
そう言って来た営業は入り口で靴を脱ぎ、揃えずに建物内に入った。
勘のいい人ならここで気づき帰ってもらうだろう。
靴は揃えていたが汚れて踵も減っていた。
よく見る人ならここで気づき帰ってもらうだろう。
ワイシャツの手元のボタンが外れており裾が茶色く汚れていた。
重要な案件は任せたくないと思う人もいるだろう。
ボールペンで署名を求める時に片手でペンをこちらに差し出した。
サインを拒む人もいるだろう。
名刺やクレジットカードを片手で受け取り片手で渡してきた。
不快に思う人もいる。
仕事の世界は厳しい。
まして経営者となれば心臓に毛が生えてないとできないような大型案件の即決を求められる。
そんな彼らは自身または先代達のデータをもとにして、これが信頼に値する話かどうか、行くべきか辞めるべきかを様々なところから判断している。
話を持ってきた人が口でどんないい事を言ってようと、いまいち信用できない要素をまき散らしているようでは相手にされない。
社会のピラミッドの上に行けば行くほど厳しい。
できて当然がどんどん増える。
反対に下に行けば行くほど、一切気にしない面倒臭いという共通ルールで繋がる。
外見は一番外側の内面である。
見た目だけではなく内面を磨いてこそ、真の成功者への道が開く。