新型フェアレディZ納車される。
長期間の納車待ちを経てついに自分の手元にやってきてくれた新型フェアレディZ。
途中キャンセルも考えたものの実際手元に来て、なぜか喜んでいる娘を見るとキャンセルしなくて良かったなとしみじみ。
納車されて3歳の娘と納車後初のプチドライブ行って来た。
購入理由だった担当さんは既に退職
Zの購入動機は営業担当さんの存在なんだ。
営業担当さんも整備の人もとても人情に厚く、例えば自分がアウディに乗り換えても
『整備の事でお困りのことがあれば何でもご相談ください!見る前から出来ないと言わず、出来るどうか見て最大限できるように近づけますので!』
いつもこうやって言ってくれ、アウディもボルボもフェラーリも出来る事は最大限見てみるのでとりあえず工場に持って来て欲しいと。
純正以外は取り付けができない。
と言われた。
そして仮に純正ドラレコだとしてもうちの工場の整備では取り付けはできないので、ドラレコ取り付けの専門業者が毎週末に来るから順番で取り付けてもらうため、長い期間順番待ちになるとも言われた。勿論費用も専門業者に払う費用とアウディDの中抜き費用の2人分払わなくてはいけない。
困ったな。
このご時世ドラレコが数カ月無いのでは心配、長時間車を駐車する時が不安だなと思い日産Dの担当者に相談。
『私でよければ付けますよ!ご納車祝いという事で取り付け賃はいりませんので。』
といって取り付けてくれた。
勿論動いてもらってタダでなんて出来ないので取り付け賃は支払ったが、こんな感じでバイクのメンテもカスタムも何でも任せてと言ってくれる人だったので
”この人から何か車を買いたいね。でも欲しい車無いしね、、、。”
と前から話していたところの新型Zの話だった。
担当さんから注文して喜んでくれ、2年5カ月待っている間に色々あって担当さんは退職してしまった。
後任の担当さんは引き継ぎなので強力な温度差もあり、どうしようかと真剣に迷っていたが組織全体でフォローしてくれていた事もあるのでキャンセルせず待ち続ける事にしたという経緯がある。
Dの工場に届き、ビニールシートのまま大切に保管してくれてあったZの引き渡し。
納車記念にケーキも貰った。
自分が購入したマニュアルトランスミッションのスポーツカーは歴代全て皮がむけている金属ゲートだったが、今回購入したZは珍しくトランスミッションが皮が被っているタイプ。
総走行距離は12kmスタートで写真撮った時は18km。
ここからZとの歴史を刻んでいく。
丁寧に車の取り扱い説明もしてくれたけれど娘が退屈で飽きてしまい、大暴走モードに突入したので全く聞いていなかった。
ディーラーのご厚意でガソリン半分サービス。
さて出発。
教習所以来の右ハンドルマニュアル。
ウィンカーも右側についており通常の車とは逆で慣れない。
405ps、48.4kg・mというスペックからイメージするよりも出だしのトルクは細目に感じる。発進時はラフにつなぐとエンストしそう。クラッチだけで発進しようとするとだいぶ苦しそうな感じ。
速度が乗ってしまえば気持ちよく走れる。一般道も高速道路も。
娘と2人で遠くまで初ドライブに行って来た。
想像以上に乗り心地が良くて驚き。
そして踏むと速い。
今日はそこまで詳しく話せるレベルにないが第一印象として全く期待してなかった納車までと打って変わり、半日乗ってみてものすごくいい印象を持っている。
ホント、その辺ひと回りした程度だから詳しく話せないけれど、
『どうせこんなもんだろう、、、。』
と想像していた2段階、いや3段階位上を行っている。
”えぇ!!君こんなに良かったの?!”
ってのが正直な感想だ。
この車が発表された当時、絵本のようなカタログが話題になった。
買えない人までディーラーにカタログを貰いに走ったほどだ。
マーケティング部門はデザインを見てもらいたかったんだろう。
だが、そのマーケティングはいまいちだ。
この車の伝えるべきはこの動力性能&快適性能だ。
見た目がいいとか悪いとか、好きとか嫌いじゃない。
走りがいい。
そこをもっとアピールしていかないと。
少なくとも自分には1mmも届いてなかったぞ。
これからは娘と公園や買い物に行く用の車として大活躍してもらうつもりだ。