挑戦!!青森1泊2日1230km弾丸ツーリング。
いつか行きたいと思っていた青森県と青森県にある不老ふ死温泉。
スケベ超人と予定を合わせ台風が近づいてきている中1泊2日の強行ツーリングへ行って来た。直前までキャンセルしようか迷ったほどの悪天候の中、片道615kmのバイク旅へ。
大雨強風と霧と通行止め
事前にわかっていた。
相当厳しい旅になると。だがしかし、キャンセルせず前日を迎えた。ここまで来たら後は覚悟を決めて行くのみ。
前日にグーグルマップを見ると目的地まで豪雨の影響であちこち通行止めになっている。全部ではないが今回通る日本海側のルートでは一部風速9メートル予報の表記も見える。
フルカウル系バイクの風速9メートルは本気で怖い。
まっすぐ走っていても横に数十cmスライドする。真面目に事故になりかねないので、最新の注意をして走る必要がある。
特に橋の上で強風に遭うと生きた心地がしない。
深夜1時に起きて支度。
朝から既に雨が降っているのでしっかりと防水をし合羽を着こみ防水スプレーを全身に浴び、ゴールドウイングで雨の中出発した。
真っ暗闇の夜中2時台に出発して超人との待ち合わせ場所へ向かう。
今回の旅、行きは過去に類を見ない猛烈な厳しさで正直スマホですらカメラを構える事を躊躇うほどの天候だった。
それよりも少しでも行程を進めないと真面目にたどり着け無さそうな、、、。
だから道中の写真はほとんどない。
それほどまでに雨が激しかったし、高速道路の橋の上での強風は離陸するほどの恐怖を感じた。超人ともインカムで話しながら行ったが
誰もが辞めた方がいいと口を揃える中、台風来てる中青森まで豪雨の弾丸ツーリング行ってきますとかバカすぎる、と。
途中、雨が当たる音が激しすぎて会話が不可能に。
大粒の雨粒をパチンパチン喰らいながらバイクで走る走る。
残り460km、、、涙
あまりの雨で途中自分のインカムが故障。
おかしな動作をするように、、、。
ありとあらゆる方向から雨水を受け続け、どこか入ってはならないところに水が入った様子。通行止めでナビ通りにも進めなくなってきたので作戦会議のため秋田県にかほ市にあるすき家へ。
防水手袋は中までビショビショ。
ブーツにも浸水。
ヘルメット内部にも浸水し冷たい。その水が垂れてカッパの内側へ流入。
背中が冷たい。
そして外気温17℃くらい。
この時点で目的地まで残り181km。
スタートから考えればだいぶ来たけれど、もはや体力は赤色に点滅している状態。
明日は風邪ひきそう。
目的地までルート確認。
店内で食事も済ませたがその間にさらに雨足が強くなり、2人で外に出たくないと話していた。
そうも言ってられないので再びゴールドウイングに跨り、内側が曇りまくるシールドを2分おきに拭きながら進む。
途中で暖を取る。
つもりで小さなPAにとまったものの、冷たい飲み物しかない。
シートヒーターやグリップヒーターがあるからまだ何とかなっているが、何も無かったらここにすらたどり着けなかったかも。
一日中濡れ続けるゴールドウイング。
ヘルメットが冷たいので被るのが億劫。
残り118kmまで来た。
約500km走行。
暴風で飛んできた大きめの木の枝を巻き込んでしまったK1600。
後ろから見ていて何か下の方に突き刺さっていたが、インカム壊れて使えないから走行中伝える手が無いし、面白いから別にいいかと思ってたが、途中で停めて木の枝を引き抜いた。
目的地の深浦町という名前が看板に出てきて落ち切っていた元気が復活!!
しかも雨が上がった!!一瞬だけ!!
雨がやんでいるタイミングで写真を撮る。
海がキレイ。
奥の澄んだ海見て。
とてもキレイ。これだけでも元気が出る。
疲れ果てて不老ふ死温泉を通り過ぎ、Uターンして戻ってきた。
ここまで来たんだなぁとしみじみ。
不老ふ死温泉到着。
ホントに長かった、、、。晴れていればこれほどまできつくなかったと思うが、ほぼ全行程で雨と強風はきつ過ぎる。
意識が朦朧としながらもエントランスの近くで一枚。
ホテルのスタッフの方が出てきて、写真奥に見えるガレージにバイクを停めていいですよと。
なんて有難い。
本日の走行距離は611.3km。
途中大雨による速度制限もあり、洪水による通行止めもあり、離陸しそうなほどの強風もあり、そんな中でも無事辿り着けて良かった。
早速ホテルに入りチェックインの手続き。
次のブログに続きます。