人生は音楽と共に。
子どもの時から音楽が大好きだったのでそんな少年が大きくなって性年になり、東京の楽器屋街御茶ノ水を目指さないはずがない。若い頃は目を輝かせて眺めてた楽器屋街を10年ぶりに訪れた。
何でも揃うのが東京
食べ物、車、楽器、時計、、、ありとあらゆる銘品が揃うのが首都東京。
どんなジャンルにおいても楽しめる街なので楽しいことこの上ない。
その昔、音楽が大好きだったから御茶ノ水には暇があると来てお店を覗いていた。
懐かしく思い、東京に遊びに来たついでにピックも欲しかったのでピックを買うために御茶ノ水まで行って来た。
昔住んでいた頃は平気だったけど、何年も離れると忘れて乗り換えとかよくわからないし全ての移動をタクシーでしたくなる。調べるのが面倒で。
御茶ノ水到着。
雨がぱらつく夏時期なので暑い暑い。地図を見ながら楽器屋さんを目指そうと思ったが、駅に到着したら昔の記憶が復活し足が自然に動き出した。
昔もあった気がするし行ったこともあるカレー屋ジョニーはまだ健在。
店の細さはなかなか忘れられない。
楽器屋街到着。
娘がウクレレ欲しいって言ってた。
絶対2秒で飽きる。
あるな、あそこに。横断歩道渡った先にウクレレの店が。見なかった事にしよう。
歩きつつ気になった楽器屋さんへ。
田舎の商業施設に入ってる楽器屋さんでは見かける事が無いGibsonのカスタムショップモデルがずらり。
それだけたくさんの強い購買層持ってるって事なんだよな。
Gibsonには大きくわけて通常ラインのオリジナルコレクションとカスタムショップモデルの二種類がある。
オリジナルコレクションはその名の通り、昔からあるデザインを現代の技術で作り直したモデル。いわゆるベーシックなギブソン。
カスタムショップモデルは素材、工法などあらゆるところにこだわり究極のGibsonギターを作る部門。
車で例えるとAMG、RS、Mモデルに相当。
ただ値段が2倍なんてもんじゃない位跳ね上がるので憧れはするがなかなか手は出しにくい。オリジナルコレクションは30~40万円が主な価格帯だがカスタムショップの多くは100万円級の世界。ビンテージモデルだと1億円に迫っていくそうで。
楽器屋さんで鼻水垂らしてみてたら近くにいたスタッフさんが自分の要望聞いてオススメを出してくれた。
オリジナルコレクションのこれも素敵だな、、、、と話していたらそれならカスタムショップ行っちゃいましょう!と。
全然違うし今すごくいい一本が入ってるからオススメ。希望にも合うし。
でも、ギブソン3日前にも買ったばかり、、、どうしよう。
妻にはピック買いに言ってくるって言って出て来たんだよな。
『ピックも付けるから大丈夫!!』
それはいいや。
色々やった後に店を後にしてホテルへ。
タクシーでホテルに戻った。
一生工事中のコンラッド東京前の道。
部屋に戻った。
妻『欲しいピックは買えたの?』
ーピックはたくさん貰った。
妻『貰った??たくさん?』
ーギター買ったらサービスでピックくらい、いくらでもあげるって言われたから、それならどう考えてもお得だなと思って。
妻『何買ったの?』
ーカスタムショップモデル。
妻『www』
ギターは数日後に自宅に送ってくれることになっているので楽しみに待とうと思っている。人生は一度きりだ。迷っている間に死ぬかもしれん。
だからやりたい事で出来る事は何でもやろう。その方が後悔は少ないはず。