憧れのM4カブリオレ。
ここ最近一番気になっている車はM4カブリオレ。現行モデルならコンペティション。
無駄の集大成みたいなパッケージが大好きだし、まず何よりBMWは良い。
ホテルの近くにあるBMWのお店に遊びに行って来た。
新しい相棒になってくれそうな、くれなさそうなスペック
人生には無駄が必要だ。
無駄のない人生なんてつまらん。
そして、その無駄の値が大きいほど贅沢と表される。
高級ホテルがあんなに天井を高くする必要は無い。
そのスペースを使って2階も3階も作って客室を増やせばさらに収益性は高まりそう。
がしかし、彼らはそれをしない。
低い天井はラグジュアリーと対極を成すものだし、ムダを愛する高級ホテル愛好家が天井高180cmしかないロビーを持つエントランスに来ることは無い。
だから、一般的に見て無駄な要素が多ければ多いほど、それは最高のモノという事になる。
例を出そう。
①燃費がいい
②荷物もたくさん乗る
③ほどほどの大きさで使い勝手がいい
こんな車があったとしよう。
絶対につまらん。
断言する。
面白い車の成功例はこうだ。
①12気筒
②5000cc超
③リッター2km以下
④荷物載らない
⑤雨の日乗れない
⑥公道走行不可
この車は絶対に楽しい。
勿論普段の生活があっての事なので一概にどれがいいとは言えないものの、世の中の人全員が求めるのは言う間でもない、後者である。
M4カブリオレは530psと66.3kgf/m。
一般道をのんびり走るには十分を超えるパワーを持つ。
何ならアクセルを僅かに踏み込むだけで100km/hを瞬時に超える。
そして純正ながら素晴らしいサウンドを放つ。それは4人で楽しめる。(後ろの人は少々過酷)
そしてハーマンカードンスピーカーが標準で装着。
スピーカーの音を気にする自分は試乗時に試してみた。
一体どれほどの音を聴かせてくれるか。
結果は、、、
聴こえなかった!!
3リッター直6ツインターボのエンジンが騒々しくて、せっかくいいオーディオがついていても何も聞こえん。
聞こえた音は
『ボロボロボロ!!ばふん!!バラバラバラ、、、!クオォー!!』
のみ。
だが、それでいい。
走行中にはエンジンサウンドのBGMが標準装備だ。
横についてるスピーカーはエンジンをかけてない時に使えばよい。
とても良い車だ。現在どの車よりも一番気になる車。
元々バイクが好きなのでオープンカーは全く抵抗なしどころか大好き。
これだけ暑くなってもオープンカーなら暑い所はクローズにしてエアコンを使って行き、涼しい場所に着いたらオープンにして楽しむという贅沢な使い方ができる。バイクと車の要素を足して2で割った感じが今の自分に合っている。
そのうち納車される予定の乗り物があるので、それが気に入らなかったら売却してM4カブリオレにしたいと思っている。今M4を買うと他の車が来たタイミングで手放さなくてはいけない。
気に入っていたらそれは辛すぎる。
その頃までに熱が冷めてなければの話だが。