任意保険加入率の色々。
先日保険の更新を終え、担当者から任意保険の加入率の話を聞いた。
今は生活費の高騰から保険に入ってない人も増え、潜在的には数値よりももっと加入していない人がいるのでは、、、という恐怖しかない話をしていた。
任意保険に入らない理由
任意保険の平均加入率は7割くらいなのだそう。
加入率が高いのは東京などの都市部。
反対に加入率が低いのは沖縄で5割台の加入率なんだとか。
強制保険の自賠責だと保障される上限額が低いし、そもそも対物は保障されないので事故に遭った時はどうにもならないのだが、それなのに入らない人はどんな意図があるのだろうか。
大きく3つのパターンがあるのだという。
①任意だから入らない
②保険料を払えないから入らない
③自分が事故を起こすことは100%無いので入らない(主に高齢者)
この3つが圧倒的に多い答えなのだとか。
本当は保険に入らなくていい人は事故を起こしても自分で一億円だろうと二億円だろうと払える人だ。
自分で払えるから保険にわざわざ入らないのは理にかなっている。
保険料すら払えない人が事故時に相手の車の修理代も払えるはずもなく、お金が無いから保険に入らないのは論外と言える。
③の自分が事故を起こすことは100%無いが、周りの下手くそ共が突っ込んでくるのは心配という高齢者は本当に多いそう、、、。
そして保険担当者が契約に行って、新車なので車両保険を勧めても自分が事故を起こすことは100%無いと言い切り、数日後に自損事故。
保険で直せる?
→先日車両保険入らなかったから補償されません。
『テメェ、オメェコラァ!!保険入ってるのに事故の時に使えねぇんだったら保険入ってる意味ねぇだろ!仕事せいや仕事をー!!コラー!』
までがセットだと言う。
代理店さんも大変そうね。
100台中任意保険加入は70台の恐怖
本来であれば事故を起こして保険に入って無い人は厳罰があってしかるべきだが、この国は犯罪者には甘い。財産が無い人は無敵の人として扱われ、支払うものが無いからしょうがない、後は当事者同士でやって、、、という被害者泣き寝入りの図式がまかり通ってしまっている。
本当に話にならない。
そうなると我々にできる事は自衛する事のみになり、自分自身が突っ込まれても対応できる準備をしておくことが必要になる。
昔は日本人の道徳心や思いやりは広く賞賛されていたものだが、最近は我々日本人から見ても随分劣化してきたように見える。
貧富の差が広がっていると日々ニュースになっているが、お金というより心が貧しい人間が随分と増えてしまったようだ。