ついに憧れのハーレーが手に入る。
人生のタイミングはいつでもバッチリとは限らない。
このハーレーの新型ハイウェイキングが出た時も自分の人生に於いては少々タイミングが悪かった。他の乗り物の納車も控える中まして、先日長距離ツアラーのゴールドウイングを購入したばかり。
色々考えたけれどまぁいいやと思って購入することにした。なんせこれはまさに欲しかったハーレーなので。
原点回帰の人生
自分の乗り物人生はバイクで始まっている。
それもアメリカンからのスタートだ。国産400ccアメリカンを始めその後ハーレーの世界に。バイクって楽しい~!!ってところから自動車趣味が始まったんだ。
初めて購入したハーレーは映画ターミネーター2でシュワちゃんが乗っていたファットボーイ。
所有欲を満足させてくれるクロームメッキの車体はいつ見てもニヤリとなるし走っても楽しかったので、本当に週末ごとにあちこちでかけていた。(それしか趣味が無かった)
そんな頃に憧れていたのがハーレーのロードキング。欲しすぎて過去のブログにも書いている。
昔から変わらない伝統的なスタイリングが大好き、いつの日か手に入れたいと思っていた。
つい数年前赤と白のツートンがカタログモデルとしてラインナップされていたのでそのロードキングの購入も考えたのだが、エンジンがフラッグシップの114エンジンの設定が無く1つ下の107エンジンだったのが決め手にならなかった。
バイクの事わからない人が多いと思うので車で例えよう。
この両者のエンジンはアウディのS3のエンジンかRS3のエンジンか。
BMWのMスポーツのエンジンかMモデルのエンジンかって位フィーリングが違う。
いや、そんな違わないかもしれないがまぁ違うんだ。
車もバイクも対象は周りに威張れるか、等のマヌケな選定基準ではなく自分自身が満足できるかどうか。
乗るのは自分だけなのでアクセルを回した時
『これが114だったらもっとこう、、、』
とヘルメット内でぶつぶつ言いながら乗りたくなかったので107エンジンのロードキング購入は見送った。次モデルで搭載されるかもしれない。
そして翌年、カタログ落ち。
不人気モデルだったかー!!!!
フラッグシップエンジンが搭載されなかったのも不人気で売れないので終売する事を見越しての判断だった可能性が高い。ガックシ。
無念、、、。
そんなところにこのハイウェイキングの発表!
2021年からハーレーダビッドソンが立ち上げたアイコン コレクションは、ハーレーの歴史の中で特に印象的なモデルを現代技術によって生まれ変わらせる、シリアルナンバー入り限定生産 の特別なシリーズです。今回はその第3弾となり、世界限定1,750台の生産で、きわめて希少価値の高いプレミアムモデルとなります。
「エレクトラグライド ハイウェイキング」は、ハイファイオレンジ(世界限定1,000台 、日本では114台)、ハイファイマゼンタ(同750台、日本は114台)の2色展開で、1968年FLH Electra Glide(R)モデルからインスパイアされ、Swingin’ 60sのセンスやノスタルジーと、現代のハーレーダビッドソン グランドアメリカンツーリング モデルの快適性とテクノロジーを融合させたモデルです。
バイクブロス
【ハーレー】プレミアム復刻シリーズ「エレクトラグライド ハイウェイキング」を世界限定1,750台で発売!
自分が欲しいと思っていたロードキングがほとんどそのまま理想のカラーリングとなり、更にゴージャスになり、エンジンもフラッグシップ114エンジンが搭載され限定販売だと!
知らなければ興味を持つことも無かったのに、暇すぎて色々調べているうちに見つけてしまった。
1968年のハーレーを現代の技術で復刻。
最新の性能で1968年の見た目。
オートクルーズやトラコンまで付いている現代のバイクなのに昔の映画に登場してもおかしくないスタイリング。
最高過ぎるジャマイカ。
で、とりあえず買う買わないはさておき、現車を見てみようとハーレーのお店に行って来た。当初は既に売り切れで成約済車両を見るだけと言われたが、当日お店で話をしていたらショップの方が秘蔵の在庫一台があるからよければ、、、と提案してきた。
ロレックスみたいだ。
最近ゴールドウイング買ったばかりだしな。
2000cc級のロングツーリング用バイクが2台もあってもな、、、。
ガレージに入らん。この辺りのバイクは尋常ではない大きさなので、駐車にもバイク2台分のスペースを使う。
しかし冷静になって考えてみると、過去『やらなかった後悔』はずっと覚えている。
そんな訳で色々重なってて多少考えたけれど、またとないチャンスと思い購入!
お店の方にも思い切りが良い!と褒めてもらった。それはどうも。
若かりし頃に乗り物好きのきっかけになったハーレー。
そして当時憧れていたロードキングが限定モデルになって復刻。
10年以上の時を経て当時の夢を達成できたことは嬉しい。
既にバイクは来ているので納車は他のどれよりも早い。
が、お店で整備しなくてはいけないバイクの山が、、、、と言う事なのでまだしばらくかかりそうだ。
このバイクは一生乗る事にしよう。