小さい魅力大きい魅力。
その昔、アウディのA3に乗っていた。
それはそれは小さい車で今のQ8に比べれば男性器ほどのサイズしかなかった。だからどこに乗っていくにも使い勝手がいいし狭い分車内はすぐに暖まるし冷えるし、まさに相棒感満載でとてもよかった。
ところで今のQ8は大きいので長距離にはいいけれど大半の移動を占める短距離では駐車場問題他色々発生。結局のところ永遠に無いものねだり。
乗り換えてわかる良さ
アウディのA3は素晴らしくいい車だった。
なんであんなにいい車だったのかよく考えてみたところ、中身がゴルフだからだ。
そうだ、自分が乗っていたのはゴルフだった。
そりゃいいわけだ。
燃費は実燃費で15km/l以上走るし所有期間中の7万km故障なしだし静かで排気量から考えるとかなり速い。
素晴らしいゴルフだ。
欠点とすればゴルフよりもA3は後席が狭い。その分荷室が広くなっていると思う。ちょうどベンテイガとQ8みたいなもの。
ベンテイガはロングバージョンが出たけれどスタンダードはQ8よりも後席が狭く、圧迫感があり窮屈。ただし荷室はQ8より広い。
ラグジュアリーカーなら荷室を減らしても後席を広くした方がいいのでは、、、と思うのは自分だけではないはずだ。
満載の荷物を詰め込んで旅行に出かけるなどウチぐらいのものだと思うが。
話がそれたが自分が乗っていたゴルフはとても良かった。
今はQ8だが長距離旅行においてこれほど頼りがいのある車も無い。
なんせ広いので後席で足を組んでも前のシートにぶつからない。車内はさらに静かだし視界も良いのでストレスが無い。
しかし国内の市街地は大抵狭いので狭いところを走る時だけかなりのストレスを感じる。
つまり運転中のほとんどはストレスを感じている事になる。
大昔、紀元前に作られたような道は道幅が狭く車線内に収まらない道も結構多い。
隣を追い抜いていく車とミラーの距離が5cm未満だったりするので恐怖しかない。
小さい車に乗っていると大きい車に憧れる。
大きい車は小さい車がいいなと思う。
狭い家に住んでいると吹き抜けのある広いリビングに憧れる。
広いリビングは永遠に暖まらないので適度なサイズのリビングがいいなと思う。
人生は永遠に無いものねだりだ。
結局のところ何に乗っても不満
結局は何に乗っても不満が出る。
だから気にせず好きな車に乗るのが良い。
自分の人生経験から察するにアウディの3が小さくて8が大きすぎるなら5か6位にすればよいのでは、、、と思うのだが、どうせ中途半端と不満が出る事は見えている。
人生はまだまだ長いので好きな事をして楽しむのが良し。
美味しんぼの海原雄山先生のファンなので自分もいつかはロールスロイスに乗りたいと思うけれど、ロールスロイスに乗って行くところが無い。
娘と公園か、100均か、スーパーか、、、。
人生は遊びなので楽しんでたくさん笑って今日も過ごしたいと思っている。