ただの時計を眺めるだけのブログです。
子育てが始まって以来、優雅に時計をしてオシャレをして外に出かける。
そんな時間は無い。
毎日が戦いだ。自由な時間がほとんどなく、子ども中心の生活を送っているのでヴァシュロンコンスタンタンのノスタルジーは購入して一年位経って初めて陽の光を浴びた。
似たような写真ばかり並ぶ自己満足ブログなのでご注意を。
腕時計=時間を見なくてはいけないものではない
趣味の車と全く同じだ。
自分が所有する趣味の車は雨の日も雪の日も渋滞がある場所へも動かさない。
人が外を歩いて問題がない気候であることを確認した上で初めて動かす。
ちなみに近隣の道路が舗装工事をしているときも動かさない。
砂ぼこりがかかる。
雨が降ってるから駅まで車で迎えに来いだと。
雨が降ってるのに車を出せる訳がないじゃないか!君は頭は大丈夫かね??
何?車は屋根があるから大丈夫??
屋根が濡れるだろうが!!
歩いて帰ってきなさい、車は出せん。
こういう極々一般的な話をしたとき、
『そんな車なら持っていても意味が無いじゃない?!』
と常軌を逸した発言をする人も出てくるかもしれない。
今回のヴァシュロンコンスタンタンのノスタルジーもまさに似たようなもの。
定期的に巻かないと時計が止まる。
時間はズレる。衝撃や水に弱い。傷つきやすい。
にもかかわらず値段はまぁまぁ高い。
生活に必要が無い自己満足のアイテムなので日常性とかは不要だ。
別に時間を見られなくても大丈夫。
スマホがある。
しかしきっと女性であれば憧れのハイブランドのバッグを持って街を歩いた時と同様、時計が好きな人であれば満足感が高く幸せな気持ちになれるものなんだ。
ハッキリとコレと言うのは無いけれど、何となくいい気分になれる。
これってすごく重要なんだ。
何となく気分がいい時、何となく調子がいい時。
こういう時って割と強い。
ヴァシュロンコンスタンタンのノスタルジー。
この角みたいなラグ(四隅)とクラシカルな文字盤が特徴。
時計のケースサイズが34mmと昔ながらの小径サイズなんだけど、ラグの存在感が大きいためか数値よりも大きく見える。まっすぐ立つと袖の中に隠れる。
今から30年位前に作られた時計で、その30年前の職人さん達がそのまた30年位前の時計作りに想いを馳せて作られた時計と言われてる。だからノスタルジー。
まさに歴史そのもの。
信号で待っている間に太陽が当たると目を眩ますほど輝いている。
誰も気づかないので全く何も自慢にならない。
完璧な自己満足だ。
でも、この時計をしていると背筋が伸びる。
貴族の時計ブランドの力で猫背が直る(一時的に)。
腕時計はいいぞ。何かこう、気持ちが引き締まる感じがある。
よし、やるぞ!みたいな。
何もやらないが。
他の時計もまた身につけて出かける機会があれば連れ出そうと思っております。
今日は時計を身につけて出かけて何となくいい気分だった一日です。