”欲しくなった時が買い時”が不可能な時代に。
未来永劫今の状態が続いていくわけではないけれど、欲しくなったら買い時だった時代から”迷ったら買い”な時代に変わってきている気がする。
実際さ、値上がりスピードが速過ぎて後で欲しくなっても買えないよあの金額では。
驚速の物価上昇スピード
あらゆるものの値段が上がっている。
先日靴が欲しくて見に行ったのだが、数年前は3万円前後くらいの売り物も見たのに行った時は全てが6万円~になっていた。
特に作りが変わった様子もない。
3万円だったら欲しいなと思った靴も全く同じ仕様で6万円以上すると、購入は躊躇する。
2倍の金額を払ってまで欲しいかと言われるとそんなでもない。
暑がりなのにダウンコートも見てきた。
同じく数年前は15万円前後だったのが、ほぼ同じでなんならダウンの量が減ってそうな同じブランドのダウンコートが30万円。
ほーー!!見事に2倍。クオリティは当時よりもダウンしている感じすらある。
自分が機械式時計が好きになった一番のきっかけはヴァシュロンコンスタンタンのトラディショナルだ。あれはいつか欲しいと思ってなかなか縁が無く出会えず現在に至る。
当時は新品で約200万円。
現在は新品で約300万円。
モデルチェンジして中身も外見も変わった、訳ではなさそうだ。
300万円か、、、。
時計は滅多にしないのでそれだったらトライアンフのロケット3の方がいいなと思ってしまう。
自宅の本棚には1500万円で始める12気筒ランボルギーニライフという本がある。
ムルシエラゴもディアブロもカウンタックもどれでも1500万円だと。
もう2倍どころじゃないよね今は。
上記のことから”欲しい時が買い時”だった時代から”迷ったら買い”な時代に突入していると思う。
カウンタックが当時なら1500万で買えたのに今は1億と言われても気合でなんとかなる問題ではないでしょう。
不可能ではないが、1000kgの鉄球を持ち上げるくらいの気合が必要になるのは間違いない。
高くても買える人以外は先に手を打とう
一部の車は発表されたときには既に完売で注文することが出来ない。
先日聞いたランボルギーニのディーラーの話だと次期12気筒フラッグシップモデルは
『名称未定、デザイン未定、スペック未定、価格未定』
という上記の情報があり(2022.12月現在)、欲しい人はここに500万円からのデポジットを入れて購入の列に並ぶという流れだ。
どうせならどんな車か見てから買いたいと思う珍しい人もいるだろうが、詳細が発表されたときには注文できないか出来たとしても驚異的に待たされるor来ないのどちらかだ。
自分みたいな貧困層には何をどうしても買えないけれど、車の注文は次々と入っている状態だと言っていた。これこそがブランド力。
さて自分は出来る範囲と興味の範囲で何台かバイクを購入している。
車は今の所有者に満足しているのでかっこいいと思っても欲しいまで思う車はなかなか無い。
それに対してバイクは欲しいのがたくさんある。
出来る範囲で購入して将来の楽しみを作っているところ。
人生は楽しんだもの勝ちなので楽しい人生を送るために、自分の出来る範囲で精いっぱい満喫している。
迷ったら買おう。高すぎて手も足もアソコも出なくなるぞ。