営業マンの必要性を感じない今日この頃。
今後なくなっていく仕事もあると思うけれど、自動車の営業も今後なくなっていく気がしてならない。先日久しぶりに国産自動車ディーラーに行ったのだが、とてもネガティブな方向へ気持ちを引っ張られてしまった件について。
マツダの方向性に疑問
国産車は全然詳しくないのだが、ロードスターの新しいカラーバリエーションが出るとかで周りの友人たちも話題に出していたので、どんなものかと見に行ってみたんだ。
結果、実車はまだ置いていなかったのでカタログで見せてもらっただけなのだけど、その際の担当してくれた営業マンの話がなんともかみ合わずチグハグだった。
①ロードスターの馬力の話
ロードスターの馬力は130馬力位なんだね、ってカタログ見て話したんだ。そうしたら
『十分過ぎますよね!実際運転される際はスピードメーターよく見てないと即スピード違反になっちゃうんで!!自制心が必要ですよ!!』
と。
そ、そうか。
そうは思ってなかったがまぁそうなんだろう。
②CX60の説明のサイズの話
展示してあるCX60の正面に立った。
”みんな大きい大きいって言ってたけれど、そんなに大きくないぞ。むしろコンパクトで運転しやすそうだ。”
と思って見ていたら
『デカすぎますよね!!日本の公道に合ってないって言うか、どこを運転するんだってくらいですよね!!運転するときは相当注意が必要ですよ!めっちゃ大きいんで。』
と。
そ、そうか、、、。
そうだった、、、か。
君、Q8駐車した時後ろではいおっけーでーす!!とか言ってなかったか?笑
まぁいいや。
そして上位モデルはパワーもすごいので運転は注意が必要と鼻息を荒げていた。
そ、そうか、、、。
600馬力位あるのかな??
③CX60の価格について
上位モデルだと600万円を超えると耳から煙を出して説明し始めた。
ほう。
で、聞いてみた。
購買層のイメージがわからないけれど、マツダのお客さんの大半は600万円位だったら全然OKって感じの人が多いの?既存客の下位グレードからの乗り換えが多い?それとも他社から新規の乗り換え狙い??
『上位モデルは外車からの乗り換えとかですかね。でも間違いなくお勧めできるし全てのクオリティが高いので安心して乗り換えてもらえますよ!』
それじゃ競合する輸入車を勉強したりするのか聞いてみたらそれは無いと。
外車も一度も乗った事ないと。
でも外車より性能がいいのでそこは安心してもらって良い。
ところで今日乗ってきた車、あれ何かわかる??(笑)
『わかりますわかります!!あれ、外車のいいやつですよね。あのー、ベンツでしたっけ?BMでしたっけ??』
建物や車をどれだけ立派にしてもセールスマンがアホではせっかくの車が台無しになってしまう。マツダはとても頑張っているので応援したいブランドだが、特に田舎ではスタッフの質は旧態依然としていて車の魅力に追いついていない印象。
勿論個人差はあるだろうけれど。
プレミアムブランドとして売っていくのか、庶民の味方車であり続けたいのかどうしたいのだろうか。
悪印象を与える営業はいない方が良い
最高級ホテルにいくとホスピタリティが素晴らしい。徹底的に気持ちのよい接客をしてくれる。あれこそスタッフがいる事の最大のメリットだ。
今回のケースであれば、車両だけ展示してスタッフはいない方が良かった。
いるだけむしろ鬱陶しかっただけ。
車に限らず営業職はたくさんあるけれど、なんでこの人営業やってんの??っていう人は少なくない。営業は各店舗1~2人で説明してほしい場合はネットから時間枠で予約とかにすれば良さそうなものだが。