車好き色々。
車好きと一言で言ってもいろんなパターンがある。
好きのレベルも様々だが自動車の愛し方も様々。運転が好き、見るのが好き、買うのが好きなどなど。
最近では自分は妻に見透かされてよく釘を刺されています。
車好き=運転好きではない
例えばどうでもいい男女の集まりなどで車に興味が無い人に
”趣味は何ですか?”
と聞かれ、何も考えずに車が好きですと言うと
『えーいいですねー!車好きならどこか遠くにドライブ行くときとか運転任せられて頼りに出来そう!!』
なんて話題になる事はしばしばあるだろう。
馬鹿め。
現地集合だ。
なぜ君の足にならなければならないんだ。
一般的に特に思慮浅い人にとって
車好き=運転好き
という図式は当てはまるようだ。
残念だがこれは大変な間違いだ。
車好き度が一般レベルから狂人レベルまで高みに行くにつれ、その車に対するこだわりやウンチクの長さ、車の事教えて♡なんて言ってしまった自分に対する後悔の念、、、こうしたものがどんどん大きくなっていく事が多い。
ちなみに自分は車好きではないので、運転する事も好きではない。
車やバイクは自分がびんぼっちゃま時代に買えなかった車に憧れているので、それらを欲しいと思う気持ちがあるけれど、それが必ずしも運転したい欲求にはつながっていない。
運転が好きではないので、自分で運転する可能性がある車は自分の価値観に於いて運転が楽しそうな車を選んでいる。
オーダー中の車も含めて自分の乗り物はQ8以外全てマニュアル車だ。
だが、だからと言って毎日運転して楽しむわけでもない。
興味の無い人からすれば全く持って意味不明かもしれないが、例えばチョコレートが好きだとしていつでも冷蔵庫にチョコがあるのが大切なんだ。
食べたいときに無いのはダメだ。
いつでも在庫があり、いつでも好きなタイミングで食べる事が出来る。
この状態が満足の頂点に当たる。
勿論世の中には運転が好きで、どんな車でもどこへでも永遠に運転できる人がいる。ホントにすごい。
自分は基本的に運転してもらって乗っていたい。
欲しいバイクがいっぱい
自分は乗り物趣味は二輪車から入ったのでいまだに二輪車に対する想いが強い。
若い頃は貧乏でTシャツしか買えなかったから下半身は裸のまま、道行くバイクを延々と眺めていたものだ。
交差点で轟くドゥカティの乾式クラッチの音や、がけ崩れでも起こったのかと思うほどのハーレーの重低音サウンドはいまでも自分の中の憧れだ。
今あるラインナップのS1000RRはSSなので長距離向きではない。CB1100も高速で長距離はきつそう、だから長距離ツーリング用にハーレーのロードキングやBMWのK1600があった方がいいと思うのだが、と話せばすかさず
『どうせ暑いとか寒いとか言って乗らないよ。だから大丈夫。』と妻の一言。
でも長距離走るにはソレ用のバイクの方が色々と、、、と言っても
『車で行けば大丈夫。』
と言われておしまいだ。
実際、泊まりで遠くに出かけるなら家族みんなで出かけたい。
だからどんなツアラーを買っても家の周辺5kmを走って終わりな事は想像できる。
しかしだ。
いざそういう状況が来ても対応できる用意があるか、そもそも対応できないかでは全然違うでしょう。
そう妻にも話してみたのだが
『車があれば充分。』
おしまい。