YouTubeが生んだ弊害。
世の中便利になったものだ。
スマホ1つあれば相手の場所は勿論、他人の携帯の充電残量もわかるのだという。
雑誌しかなかった頃にはわからなかった車の詳細も動画で見ることが出来るようになった。便利になった反面巨大な負の側面を生み出し、たくさんの人を困らせている事があるのだとか。
YouTube撮影のために来る人が増えた問題
先日Q8の点検整備があったため、営業さんが代車に乗って自宅まで車両を引き取りに来てくれた。
小さい子どもの世話に追われている自分にとって、車を引き取りに来てくれて代車を置いて、点検終了後Q8に乗ってきてガレージの中にしまってくれる担当さんには感謝しかない。有難い。
そんな営業さんと話していた中で1つ話題になった事。
それがずばり『最近業務中に困ること』の話。
何かと思って聞いてみると、最近は
・自社の車を買えなそうな人
・自社の車を買う気のない人
がショールームにやってきて色々試乗をしたり、撮影をしたり、たくさんの見積もりを作らせられたりする事が複数の営業で発生し問題になっているのだとか。
そのために本当に欲しい方や、既に所有されている方の対応の妨げになっているという話だった。
なるほど。
いろんな事が簡単に知ることが出来るようになって便利になった反面、たくさんのユーチューバーがお店に殺到し営業の邪魔をしまくる事態になっているのだそう。
今はネット上でセルフ見積もりを作ったり、コンフィグレーターで自分の好みの車両をを作る事も出来るようになっている。
そして現在はコロナ禍であって、ガソリンも価格が高い金額で推移している時代。
試乗車も一度使われる毎に車内を消毒する手間もあるだろうから、買えない人のYouTubeのネタに付き合っている暇はないだろう。
料理店でずっと料理中の映像を取っているユーチューバーもいるそうだが、中には鬱陶しいと思っている料理人も多いだろうなと予想。
メーカーを応援したいのであれば自分が買うのが一番
販売者は商品は何であれ買ってもらう事が一番だ。
フリマサイトでもみんないいねが欲しいわけではない。
いいねなんて要らないから買ってくれれば良い。
そのメーカーを応援したいというのであれば自分が買ってあげる事が一番。
宣伝する事で1mm位プラスになる事もあるかもしれないが、世の中既に宣伝は飽和状態。
飽和し過ぎてその宣伝をするための撮影が購入者と販売者の邪魔になっている。
また、多くの場合宣伝しているのは車ではなく自分のチャンネルだろう。
車は1台しか買っちゃいけないなんて決まりはないんだから、好きな自動車メーカーがあるのであれば1台と言わず、2台でも3台でも5台でも10台でも買ってあげてください。
少なくともアイドル推しの方々はそのようにしています。
他人の迷惑も考えよう。