仕事が出来ない人は気が利かない。
長年生きているといろんな人と出会い、そして別れを繰り返す。
繰り返しているうちに自分の中に統計が出来上がるんだ。
色々な要素があるけれど、仕事が出来ないもしくは著しく稼ぎが少ない人は気が利かない人が圧倒的に多い。
気配りと仕事出来る人の相関関係
仕事が出来る人は気が利く。
仕事が出来ない人は気が利かない。
つまり上記のこの事からすれば気が利くことが仕事が出来るための必要不可欠な要素とも言える。
例を出そう。
初めて会う人に会いました。そして過去に何百、何千人といたけれどその人は自分に聞きました。
仕事は何をしていますか?
年収は?
家族構成は?
どこに住んでる?
持ってる車は全部ローン?
金利何%??
いくらで車買ったの?
燃費は?
維持費は?
車検代はいくら?
預金はどのくらい?
長男?
どうやったら確実に儲かる?
初対面でこういう事を訊いてくるような人に仕事が出来たり、その時は乗っていなかったけれど後にスーパーカーに乗れるようになった人は1人もいませんでした。
ちなみに自分は何一つ答えない。
そんな事をどうして初対面の君に話す必要があるのか考えてもらいたい。
考えればわかる事なのに彼らには考えることが出来ない。
彼らにとって
『それを言われた相手はどう思うか?』
という事を想像することが起業して大成功する事と同じくらい難しいんだ。
それに対して既に結果を出している人や仕事が出来る人は、それを言われた相手がどう思うかを考えながら慎重に言葉を選んで話す人が多い。
まず初対面で上記のような話を聞いてくる人はいない。
普段相手に対して気を使って生きている人は、自分が気を使われている事もわかるので、こういう人は今後も大切にしたいと思う。
反対に気が利かず、想像力も無い人とは一秒でも一緒にいたくないと思う。
業種が違えど大抵その世界で通用する人はとても気配りが出来る人が多い。
想像している上を来る。
仕事の出来ない人は流石にここまではやって来るだろう、を遥かに下回る。
相手に対する思いやり
自分の話で恐縮だが例えば年に何回か高級なホテルに行った時もそうだ。
当然ホテルのスタッフは高級ホテルに恥じない極上のホスピタリティで対応してくれる。しかし、それに甘えて威張り散らしふんぞり返るような対応を取る事は絶対に無い。
レストランやラウンジに行った時などまだ小さい子どもが騒いでしまう事がある。だからスタッフさんにはなるべく周りの迷惑にならないように、出入り口の近くの席をお願いしたり、カップル等の利用に適した窓際の席は外して欲しいと伝えている。
高層階のホテルで窓際の席は魅力的だが、自分達よりも活用できる人に使ってもらいたいと思う。
またホテルのスタッフさん達は事あるごとに『何かお手伝いできることはありますか?』とよくきいてくれる。
何かお願いしたい事があったとしても、それがドアマンだったりすれば
『今到着されたお客様の対応の後でいいので、もし可能でしたら手が空いた時に写真を撮ってください。』
などと伝える事がある。
これの意図は宿泊してこれから出発する自分たちは多少待っても問題ないが、宿泊を楽しみに来た他のお客さんへの初動が遅れる方がお客さんにとっても、ホテル側にとっても良い事と思えないからだ。
ホテル側がプロの接客をしてくれるのであれば、自分はプロの客として振舞いたい。
仕事が出来ない人の発信は主観のみ
ワタシはこうだった。
ワタシはこう思う。
ワタシはこうしてほしい。
ワタシはワタシはワタシは、、、。
自分のことばかりではなく相手の立場に立って考えることが大切だ。
自分の知っている世界が全てではない。
出会った人で今後も関係を続けたいと思ったほとんど全ての人が気が利く人だったし、毎日同じことばかりやって、同じことばかり言って、不平不満を言い続けている人のほぼ全員が気が利かない人だった。
視野を広く、そして相手の立場に立って、、、。
これが出来る人とは今後も長く関係を続けていきたいと思っている。