辞める事はやる事と同じくらい大変な事。
世の中周りに反対されようと自分でも良くないと思っていても、今やっている悪い習慣を辞める事が出来ない人が多い。こういう人の多くは何かに挑戦することも苦手だ。
新しい一歩を踏み出すことが出来ない人って大抵、今やっている事を辞める勇気もない。辞める決断とやる決断の関係性。
このままじゃ良くないなってわかってるんだけどね、、、
自分の過去に会った人の経験上
『このままじゃ良くないなっていうのはわかっているんだけどね、、、』
という話をする人の95%以上は10年後も同じ事をやっている。
そしてこれらの人は何か自分の中で一歩踏み出すことを苦手とする人が多い。
この傾向は年齢を重ねれば重ねるほどより強固になって行くので、もし本当に変わりたいと思っているのであれば今すぐ行動に移すべきだ。
理由は簡単、それに気づいた時点の今が、今後の人生において一番若い時だからだ。
周りを見ていてどうだろうか。
自分の周りの人で言えば突然”世界を周るたびに出る!”と言ってホントに行ってしまった友人は、気づくと知らない土地に引越ししてその土地の人とうまくやっている。
仕事も何となく肌に合わない、、、と話している数週間後にはとっくに違う仕事になっている。
大きなことを決断できるので、その他の転職などの小さな事の決断もまた早い。
それに対して自分の今の状況を周りのせいにしているような人。
例えば、会社の給料が低い、労働時間が長い、仕事が過酷過ぎる、、、などなど。
給料が低いなら給料が高い会社に転職すれば良いし、労働時間が長いなら労働時間が短い求人を探せばよい。過酷でない仕事だってたくさんある。
いずれも自分ではなく他人に責任があると言っている。
こういう人はずっと文句は言っていて一緒に飲み屋に行けば
『このままじゃ良くないなっていうのはわかっているんだけどね、、、』
とは、言葉では言うものの劇的ビフォーアフターで10年後も1mmも変わっていない人がほとんどだ。
やる決断ができる人はやめる決断もできる。
反対にやる決断ができない人は辞める決断もできない。
自分に関わるほぼ全ての事はなくなっても平気
恋愛において
『この人を失ったら生きていけない!!』
と壮絶な恋愛ドラマ級の恋愛をした結果、別れるような事になってもこれは意外と平気なんだ。
それは友人であっても仕事であっても趣味であっても同じ事。
意外と失って本当に困るものって少ない。
人のキャパなんてたかが知れているので、何かを保持しているときは他のものが入って来ない。
今まで自分が大切に保持してきた『ブラック企業勤め』が放出されることで、そこに別の何かが入って来る。
自分が大切にしてきたAさんが放出されることでそれ以外の人が入るスペースが出来る。
新しい出会いのチャンスが生まれる。
これが楽しみに出来るようになると人生が楽しくなる。
人生において自分がこれだけは譲れない、、、と思っている事は、後になって考えると大したことじゃなかった、、、という事はとても多いので、もっと気楽に考えると人生の悩みが半減します。