我々一般人がお金持ちに出会う事はほとんどない。
世間一般的にお金持ちと認知されている人や集団って、実は本当のお金持ちじゃないって事はよくある。自分自身がステップアップするとよくわかるのだけど、常に上には上がいて本当のお金持ちと同じ空間にいる事は実はほとんど無いんだ。
だから大抵そこら辺で威張っているのは品の無い小金持ち。真のお金持ちではない。
お金持ちではない人々の代表例
人生を振り返るといろんな人があの人はお金持ちだ、と聞いても無いような情報を持って来てくれていた。その中でも記憶に残っている、それのどこがお金持ちなんじゃという例を紹介しよう。
①全身coachで決めた人がガストに来て、従業員に色々持ってこいって大声で指図してた。お金持ちになってもああいう風にはなりたくないなぁ。
coachは丈夫でいい革製品を作る。それは間違いないが全身統一されたとしてもcoach自身のブランド力はどうだろうか。
というか飲食店で威張るなよ。
これはお金持ちではない人の代表例だ。
②高速道路のサービスエリアで大型スペースを占拠して、ずっと空ぶかしして長時間駐車してるスーパーカーの人がいたよ!
お金持ちは目立ちたいというレベルをとっくに超えている人がほとんどだ。
目立つことのデメリットを知っている。
車で目立ちたい、服で目立ちたい、とにかく周りに注目されたい、、、こんな欲求が強いうちはまだまだお金持ちの粋に達していない人がほとんどだ。
③銀座で路駐してあるランボルギーニが爆音マフラーで空ぶかししてちっとも発進して行かなかったよ!
同上。
④混雑した高速道路のSAでポルシェとか乗ったお金持ちが2マス止めしてみんな困っていたんだよ。お金持ちになると気が大きくなるのかな?
あればポルシェでも古いボクスターやケイマンだ。
隣に1マス使って停めてあるSクラスの方がよっぽど高い。
⑤混んでる山手線乗ってきたおじさん達。エライ人が座るから席を空けろと周りの部下の人が他の座っているお客さんに言っていたよ。
お金持ちは各駅停車など使わん。
こんな話はいくらでも聞く。
本当のお金持ちは目立つことのデメリットを熟知している
高級な住まいの販売や展示会でもピカピカのランボルギーニで来場される人達がしばしばいるという話を聞く。
車がそれしかない、もしくは出かけた帰りでやむを得ずであれば話は別だが、住まいの購入にランボルギーニで行く必要がどこにあるだろうか。
もし自分がマンションの販売員だったらどうだろう。
相手によっては
『一番利益率の高い部屋を提案』
するかもしれない。
理由は
①ランボルギーニで来るくらいなので見栄が強い。
②本人は貧乏人と思われたくないため、かなり厳しい金額でも無理して購入しようとする可能性があるからだ。
反対にこの対応を予測している賢いお金持ちは、一般人と区別がつかない身なりで来るだろう。そして本当に欲しい部屋を好条件で手にするはずだ。
我々一般人がお金持ちと出会う機会は実は全く無いかほとんどない。
スーパーカーオーナーでも本当のお金持ちは貸し切られたサーキットの中で身内で楽しんでいる。
目立つような場所に長時間見せびらかして置いておくこともない。
混んでる行楽地や高速のSAでふんぞり返っている大半は貧乏人か小金持ちかのどちらかで、真のお金持ちではない。
自動車ローンが進化した結果、今までより多くのスーパーカーオーナーが増えている反面、分不相応なオーナーも比例して増えている。
一生懸命ニュートラルでアクセル踏んで空ぶかしして
『見てみてみてみて、俺を見て!!!!!!』
という貧しい人を見たら、心の中で”はいはい”と思ってあげてくださいな。