お金持ちの今昔。
何にせよ昔は”根性”や”気合”が重要視された。
現代で言えばもしコロナにかかったのであれば”気合が足りない”という事になり、お金持ちになる努力が出来なければ”根性が無い”という評価になったそう。
それに対して今のお金持ちはあまり熱くならず、お金持ちになるための考え方が変わってきているのだとか。
自分も好きな根性論
努力して努力してやっと夢を叶える。
そんな涙ぐましい努力の話や姿を見るのは好きだ。だから自分も間違いなく昔の人間なのだろう。
スポーツ大会で世界チャンピオンを取るにしても、そこには涙ぐましい努力があって欲しいと思う。アソコに一発注射を打って筋肉ムキムキ、競技圧勝ではつまらん。
だから昔の人たちは
・がむしゃらにやれ!
・今はキツイと思うが頑張れ!
・血反吐を吐くほど頑張れ!
こんな狂気に満ちた激励が大好きなんだ。
自分がそうやってきたから、または自分は何の苦労もしてないけれど他人には厳しくしたいから、そんな各々の思いがあって言っているんだ。
それに対して新世代のお金持ちはそういう熱さを持っていない、もしくは持っていても内に秘めている人が多いのだとか。
今お金持ちになっている多くの人は、自分がワクワクする事を夢中になって取り組んでいるだけなので、そこに努力しているとか、頑張っているという感覚がないのだそう。
昔聞いたことがある。
努力している時点で夢中には勝てない、と。
夢中になって取り組めるのは最強だ。
時間も疲れも関係ない。嫌な事をしている訳ではないから”がんばっている”という感覚すらない。
そしてこれだけにあらず、彼らが更に徹底している事があるんだ。
それはやりたくない事を徹底的に避ける事。
いかにやりたい事に没頭できる時間を作るかという事を大切にしている。
やりたいことだけに全集中する
彼らは「ガマンする」とか「やりたくないこと」は徹底的に避けます。
やりたいことだけをやり、「やりたくないこと」は他人に任せたり、外注に出したりします。自分がやるのは「やりたいこと」だけ。だからこそ常に仕事に没頭でき、仕事にワクワクし続けていられるのです。
そもそも、高いパフォーマンスを発揮するために、必要な要素とは何かというと、それはやはり、「やりたい」「自分がやるんだ」という強い衝動でしょう。それが強烈な集中力を生むのですから。
そういう状態にあるとき、「自分はがんばっている」とか「努力している」などとは感じません。いわゆる「フロー」とか、スポーツでいうところの「ゾーン」という状態です。そして、その集中力が切れた後にやってくるのが「充足感」なのです。
文:午堂 登紀雄(米国公認会計士)
あるじゃん(All About マネー)
「昔の金持ち」と「今の金持ち」、決定的な思考の違い
自分は昔他人に任せられず失敗した経験がある
昔の話だが、やや完璧主義の傾向があった自分は他人に任せることが出来なかった。
他人に任せて微妙な出来になる位なら、最初から最後まで何時間かけてでも全てのステップを自分でやりたいと思ったんだ。
でも上手くいかなかった。
そしてハイパー自転車操業であった。
それを他人に任せる事が出来るようになってから色々上手く回り始めるようになった。
自分しか出来ない、自分がもっとも力を発揮する、自分がもっとも興味を持って取り組めることのみを行い、他は費用が余計にかかったとしても他人に任せた。
何でもできる必要はない。
自分の得意分野で頑張り、苦手なところは他人に任せてしまうことで時間の節約になる。世の中で一番大切な要素はお金ではなく時間なんだ。
別にお金持ちになれなくても、そもそも目指していなくても良い。
ただ、自分の得意分野だけ頑張って苦手なところはプロにお願いする事を身につけると生きるのがすごく楽になったよという話。