子どもが生まれたことを言い訳にしてはいけない。
自分の趣味が続けられない事を子どもや家族のせいにしている人を多く見かける。
家族のためを思ってその行動したのではなく、家族や子どものせいにして頑張れない自分を肯定していないだろうか。
人生は一度きり。
そして人生は向いている方向に進んでいく。
好きに出来るのは独身時代だけ?
趣味に没頭したり好きな事やって過ごせるのは学生のうちだったり、独身のうちだけだよ。結婚したらそうはいかないから。
こんな話を聞いたことがある人は自分だけではないだろう。
いきなり暴論で申し訳ないが、自分の生きていた人生を振り返ってみるとこういうことを言ってくれた先人の多く(ほぼ全員)は、今考えると自分から見てあまり人生が上手くいっている人ではなかった。
遊べるのは学生のうちだけだから学生のうちに遊んでおきなよ!社会人になったらそんな訳には行かないから!
こんな事を言われて育った人は他にもいるのではないだろうか。
自分の場合、学生時代よりも今の方が時間はあるし、お金はあるし、人生を豊かにするためのあらゆるおもちゃもある。
一度たりとも学生時代に戻りたいなんて思ったことは無い。
上記の事を言う人は社会人になったら身動きが取れなくなった人だ。
全員がそうではないし、上手く人生の波に乗っていけば想像以上に楽しい人生が待っている。
学生時代、勉強なんて一切せずゲームばかりやっていた。
大人になったらこんな生活二度と出来ないんだろうなって思った。
大人ってつまらないな、嫌だな、なりたくないな、、、って。
そこから20年以上経った今は学生時代よりも遥かに長い時間ゲームをして遊んでいる。宿題も無いしテストも学校も無い。
車があるからどこへでも行ける。
これのバージョン違いで他には
・社会人になったら〇〇出来ないよ!
・結婚したら今までみたいにはいかないよ!
・子どもが生まれたら〇〇出来ないよ!
などがあるがどれも内容は同じだ。
子どもが生まれたら趣味車を売ってファミリーカー
”今まではスポーツカー乗っていたけれど、結婚して子どもが生まれるから今までの愛車だったスポーツカーは売って、家族みんなが快適に移動できるファミリーカーに乗り換えるよ。”
これは正面から受け止めればとてもいいお父さんだ。
多くの女性からも不満が出る事の方が少ないのではないだろうか。
しかし、1人の男としてみた場合どうだろうか。
家族が出来て、家族への愛情が大きくなって車に興味が無くなったら問題なし。
車は大好きでホントは手放したくないけれど、、、という気持ちでそう言っているのあれば
『今まで大切にしてきた愛車と仲間を大切に持ちつつ、更にファミリーカーを増車するために努力する』
という選択肢はなかったのだろうかと、自分はそう思う。
”自分が働いているショボ会社の薄給じゃ無理だよ。とてもじゃないけど2台は維持できない、、、。”
という人もいるだろう。
薄給じゃない会社や業種にキャリアアップしようという気持ちはないのだろうか。今やお金を稼ぐ方法など正社員で働く以外にもいくらでもある。
これ以上どうやって頑張ればいいの?
と言って酒に走ったり、ギャンブルや夜遊び、スマホゲーム、漫画やネットサーフィンに没頭していないだろうか。
自分は子どもが好きなんだ。
本当に大好きだ。
小さいとめちゃくちゃ手がかかるので、好きな時に好きな事が出来ないのは確かにある。
しかし子どもが生まれてからも今までと同じようにどころか、もっと好きな事をやっている。育児も家事もやっている。
無条件に愛情を注がれるのは子どもではなく実は親の方だ。
子どもは自分の親が大好きなんだ。
そんなかわいい子どものせいにして、自分が努力できない事を棚に上げている人を見るとあまりいい気持ちがしない。
自分は子どもにカッコ悪い背中を見せたくないので、これからも一緒にたくさん遊び、自由に人生を楽しんでいきたいと思っている。