娘は毎日全力で背伸び。
好奇心は最大の武器だと思う。
好奇心があるからいろんな事に挑戦するし興味がある。見たいし知りたい世界がある。背伸びして初めて見える世界がある事を1歳の娘を見ていると痛感する。
毎日背伸びして新しい世界を探求している娘
テーブルの上、キッチン、棚やベッドの上。
身長が70cm位しかない娘にとって世の中のモノは大きすぎる。そしてほとんど上にある物は見えない。それでも見たい知りたい舐めたいという好奇心を抑えられない娘は、全力で背伸びしてつま先立ちして、時にはよじ登って好奇心のままに活動している。
親としては触って欲しくない物もあるので困る事もある反面、不屈の闘志でどこにでもよじ登っていく姿を見ていると、忘れかけている大切な感情を思い出させてくれる。
多くの人が小さい頃には同じ好奇心や探求心を持っていたが大人になるにつれ、好奇心を忘れ、探求することを辞め、挑戦する事を諦めてしまっている。
人生は挑戦し続ける限りどんな形であれ達成する事は可能だと思うのだが、諦めてしまった人が何かを達成できることはない。大人になっても挑戦を続けている人の足を引っ張ったり、バカにする人になっていく人も多いのだが、やはり目の前で好奇心と奮闘している娘を見ていると挑戦する事の大切さを思い出させられる。
つまらない大人になってはいかん。
子どもにも挑戦する男の背中を見せなくては。
大人になっても背伸びは必要
問題なくできる範囲内だけで過ごす事は大切だ。特にお金のこと。
いつでも限界ギリギリでは色々が不安になる気持ちは理解できる。
しかし、それとは別に背伸びしなければ見ることが出来ない世界がある事もまた事実。
つま先立ちになって倒れそうになりながらも覗いた世界には、最高に魅力的な景色が広がっていて、自分もいつでもその景色を見られるようになりたいと思って努力すれば、背伸びして見ていた世界が自然に見られるようになるものなんだ。
両足踵まで付いて安心できる世界も必要。座り込んで休むことだって大事。
でもつま先立ちになって背伸びしないと見えない世界もある。
その世界は挑戦し続ける事でどんどん自然に見える世界になって行く。
自分自身大人になっても今までそうやってきたし、0歳の頃から娘は全力で背伸びして昨日までできなった事を数日後には出来るようにして来ている。
もしここまで読んで小さい頃の気持ちを思い出した人は、自分の好奇心の引き出しを開いてみよう。
ちょっと無理すれば出来るのであれば是非やってみるべき。
相当無理しなくては出来ないことだって出来そうならやればいいんだ、その代わりにその世界を見ることが出来るんだから。
その後、娘のように頭からひっくり返る事になったとしても。