経験してわかったこと。
幸せは自分の中に。
幸せにして欲しいとかいう女性もいるだろうし、そう思っている男性もいるだろう。
だが残念な事に幸せは自分自身の内側にあるので、外からではどうしようもないんだ。
結局、物や他者の介入により得た幸せなどは長続きしないのだ。
スーパーカーを手に入れる前と入れた後の心境の変化
スーパーカーを所有したりラグジュアリーな高級車や時計、以前は持てなかったモノも今は運よく手にれる事が出来た。
手に入れる前の極貧時代は
『自宅にスーパーカーがあればどんなに幸せだろう!どんなことだって頑張れるよ!どんなに辛いことだって。恋人も友人も家族もいらない。自分にはスーパーカーさえあれば。』
と思っていた。
同様に
『自宅に雲上時計のヴァシュロンコンスタンタンがあったらどんなに幸せだろうか。どこに出かけるにしても自信が持てるし、超高級時計を身に付けた自分は無敵じゃないか!』
などとも思うこともあった。
そう思って、それを手にすることを目標にして頑張ってきた。
しかし実際手に入れてみてわかったことがある。
物で得られる満足感などたかが知れている。
どれだけ憧れの車を買っても、時計を買っても、憧れのブランドバッグや服を買っても、数カ月後には違うものが欲しくなる。
最初の数日は良い。
新鮮な気持ちで楽しい。
でも繰り返していくと、どんどん効力は短くなっていくんだ。
初めての高級時計を買った初日は嬉しくて1カ月は毎日磨いて触っていた。
1カ月経つと違う時計が欲しくなる。
次の時計を購入すると毎日いじったり、満足していられるのは2週間ほどだ。
そして次のモデルを買うと満足感は1週間、、、3日、、、1日、、、買った瞬間に飽きる、、、。
多少大げさに言ってるにしても、実際こういう事は起こる。
結局、自分にとっての”贅沢品”がなくても幸せな人でないと幸せは長続きしないんだ。
物で寂しさや不満を紛らわそうとしても効果は一時的だ。
憧れの車も所有して何か月か経つと粗が見えてくる。不満箇所が出てくるものだ。
多くの物を手にすればするほどこういう事は多くなる。
今は娘が可愛くて家族と過ごす時間が大切だし、人生が充実していて楽しい。
人生の満足度は家族との生活で99%以上満たされているので、僅かに1%未満の隙間にランボルギーニやアウディや高級時計やバング&オルフセンなどの趣味が入るだけだ。
その1%が無くなっても幸せの大半は変わらないんだ。
恋愛でもきっと同じ
自分に何でも尽くしてくれる人がいるとする。
どこでも連れて行ってくれて、何でも買ってくれて、どんなに深夜でも長話に付き合ってくれる。
だけど、自分がその相手の事を好きじゃなかったり、求める所と少しでも違うところがあるとやっぱり寂しさが残ったり虚しさが付きまとったりするもの。
反対に自分自身の心に余裕があればそんな事してもらわなくても充分に幸せだ。
現代ではSNSの普及でいろんな人の生活を覗く事が出来るようになった。
高級車を何台も乗り換えて
『かー年収1000万円しかなかった頃はきつかったなー!今は1500万円あるから年収たった1000万円しかなかった頃はどうやって生活してたと思うよ。年収たった1000万円しかなかった頃はきつかったわー!!かー!!』
などと言っている貧乏人もいる。
承認欲求の塊で、他者の評価のみによって自尊心を保つタイプだ。
それに対して車などは普通の国産車でも家族との幸せいっぱいの写真や、毎日の奮闘している事をユーモアいっぱいに伝えている人もいる。
こちら側は完全に勝ち組で成功者だ。
自分の経験からも確信を持って言える事がある。
結局小者はいくらお金を持ってもずーっと小者だし、幸せな人はお金があろうとなかろうと常に幸せだ。
物で幸せなど得られない。
スーパーカーを持って幸せそうな人はスーパーカーなどなくても元から幸せな人だ。
他人と比べず自分自身の幸せを最大限噛みしめて明日も生きたいものだと思う。