ベタベタ星人。
古い欧州車お約束のプラスチックのベタベタ。
塗料と気候の違いによりこのような状態になってしまうのだそう。
業者に頼むと高いかもしれないこのベタベタ対策も自分で簡単に出来るぞ。
概ねキレイなガヤルドにもベタベタ発見
うちのガヤルドは20年近く前の車なので、ベタベタが無いとすればそれは過去のどこかでベタベタ修理をしてくれたと考えるのが妥当。
スイッチ類も概ねサラサラで正規ディーラーでの記録簿も揃っているので、多分過去にキレイにしてくれてあって感謝。
なのだが、先日シートベルトを引き出すときに
『ん??』
という部分が1か所。
なんか、べた付く気がする、、、。
後程降りて確認してみるとシートのサイド部分にプラスチックが使われており、そこがなかなかのべた付き具合。
このベタベタ発生源の塗料。
ヨーロッパでは問題なくても、日本のような高温多湿な気候や季節の変わり目には全裸の人が出没してニュースになるような場所ではベタベタが発生してしまうのだそう。
多分、日本から散々要望が言っていると思うので現行で販売されている欧州車は流石に良くなっているのではないかと思うが。
今からこのベタベタをセルフで除去する。
問題のベタベタ該当箇所。
エアバッグのプラスチックカバーがダメ。
クロスをギュッと押すと張り付いてホラ。
落ちてこない。
粘着度高し。
近くで見るとホコリもついている。
シートベルトに触る度にこのベタベタが触れるのでは気分が悪い。
今から愛用のアレを使ってキレイにする。
対ベタベタ砲 無水エタノール
この無水エタノールをクロスに染み込ませ、ゴシゴシと擦っていく。
やる事はそれだけ。
ポイントは無水エタノールである事。
何となく似ているからとお店に置いてある消毒用アルコールではダメ。
無水エタノールとアルコール消毒ではまるで破壊力が違う。(用途が違う)
メンテナンス用に一本持っておくと非常に重宝する。
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無水エタノールを染み込ませたクロスで磨くとこの通り。みるみる黒くなっていく。
ひたすら無水エタノールを染み込ませたクロスで擦る擦る擦る、、、。
途中、直接クロスに染み込ませると出過ぎて下に垂れてしまい勿体ないので、家から空のスプレーボトルを用意。
これに詰め替え、霧吹きとしてエタノールとして使用。
最高に使いやすい。
始めからこの方法を推奨。
30分間取れたか触っては磨き、触っては磨きを繰り返しかなりクロスは汚れて来た。
どこまでやってゴールとするかはその人の性格にもよるが、自分は大体取れたので今日はこれまでにする。
気になるようであれば後日、改めて続きをやる。
無水エタノールで拭き上げ後。
さらさらになり、表面に付いたホコリも無くなった。
自分で磨いてキレイになるとまた一層愛着がわくもの。
少しずつ自分仕様になっていく愛車を見て今日も楽しい1日に。
欧州車に限らず、ギターのケースなど色々なベタベタに使える無水エタノール。是非お試しあれ。
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