冬の塩カルは気になる。
自分自身、雪国出身なので塩カルとは昔から馴染み深い。
冬の時期は至る所に大量に散布してあるのが日常だ。
そんな塩カル、凍結防止や凍結融解には抜群の力を発揮する一方、車を錆びさせるので塩カルの上を走行した後は下部を洗わないと気が済まないのだ。
高速道路上の白くなった路面は要注意
高速道路を維持管理する側の気持ちを考えれば、事故を起こして欲しくないのはよくわかる。そのためには塩カル散布が一番手っ取り早い。
しかし、これが自分の乗り物を大事にする人には結構悩みの種。
冬から春にかけて、雪ではないのに路面が白くなっているのは大概塩カル。
車の下部の部品を錆びさせるので走行後には下部洗浄が欠かせない。
自動洗車機には下部洗浄のオプションがある事が多く、これを使うことで簡単に下回りの洗浄をすることができるが、自分のように自動洗車機を使いたくない人や、そもそも自動洗車機に対応していない車の人は自分で洗うしかない。
Q8は元々車高が高いし、設定を変える事でさらに上げる事も出来る。
それなので簡単に底に水をかける事が出来るんだ。
問題なのは車高の低いガヤルド。
塩カルがあるから気乗りしないし、どうしようか迷っていたものの、慣れない視界不良の車で混んだ街中を走る事の方が危険なので上がった高速道路。
所々白い路面を走ったので、今日は初のセルフ下部洗浄に挑戦することにした。
ホースを伸ばして当ててみるものの入らず
まずは正面から流そうと思い、洗車時に使っているホースを引っ張ってきた。
自宅にケルヒャーもあるが、電気の力も加わったハイパワー水圧を20年落ちのオンボロ車に当てる事の方が恐怖なので、通常の水道ホースを使用。
縦に入れようとしても入らない。
横にして入れてみると底に入る事は入る。が、底で縦に向きを変える事は出来ない。
そんなに高さがない。
ちなみに後ろも前も、駐車場ではタイヤ止めに当たる前にバンパーが破壊される低さだ。
運転席の横から下部洗浄に挑戦。
無理。
フロントやサイドからはダメだったが、リアのディフューザーの奥に手を突っ込んで水を放つと、何とか金属が露出している部分には水を当てられそうだ。
ガヤルドの底面部にはアンダーカバーがついていて大半は覆われている。
タイヤの付け根やエンジンの下はそのまま露出しているので、主に洗いたいのはその辺り。
家にあるモデルカーの底を事前によく見て、底面の構造を記憶。
多分、この辺りに手を差し込んで水をかければきっとタイヤの裏側に届いているだろう、、、という予測のもとずぶ濡れになって下部洗浄を終える。
いやはや購入前から
この車欲しい!!
と思っていた車、、、ではないのだが、自分のものになりガレージに納まると俄然愛着が湧いてくる。何といっても前期にしか出せないシンフォニーサウンド。
これがたまらないので、ずーっと長く持っていようと思う。
運転が楽しくて、、、というより音が聴きたくてまた乗りたい。