1人のミシュラン愛好家として歓迎。
東京の華々しい新宿から本社移転の日本ミシュラン。
なんとその移転先は群馬県太田市だ。新宿に比べれば家賃はタダだろうから最近の状況見ても、業種によっては東京にこだわる必要もないのかもね。
東京住まいでなくてもお金持ちは多くなっている印象
東京でも、都心部に行けば走っている車は感動するような高級車が多いが、大半は『むしろグンマーの方が高級車走ってるな』と、たびたび東京へ旅行へ行くたびに思う。
収入も高いがその分家賃等の生活費も高い。
収入だけ見れば東京の方がいいに決まっているが、バランスで考えるとどうかと思う業種も最近のコロナ禍により増えたのではないだろうか。
銀座に行って時々走って来るスーパーカーを見ても、結構な確率で地方ナンバー。
ちなみに爆音で走っているスーパーカーの大半も地方ナンバーに見える。空ぶかしが多いのも。
だから今回の日本ミシュランのように東京を出るのは自然な時代の流れだと思う。
以下がミシュラン本社移転の概要である。
日本ミシュランタイヤは12月23日、本社機能を東京都新宿区から群馬県太田市に移転する方針を発表した。今後、都内のオフィスを段階的に縮小し、2023年8月の統合完了を目指す。名古屋市のオフィス体制に変更はない。同社は本社移転について「ワークライフバランスと、より健全な財務ベースの両立を鑑みた結果」としている。
新宿オフィスの社員は、通勤可能なエリアへの転居か、在宅を中心とした勤務体制に切り替える。
同社は「自動車業界の大変革や新型コロナウイルスなどによる激動の変化の中、より強固で、柔軟な社内体制を構築し、自由な発想でイノベーションを推進するための第一歩」と説明。「積極的に外部・内部のシナジーを開拓し、群馬県から革新的なビジネス創出を加速する」としている。
仏ミシュランは1964年に日本に進出。75年に日本法人として日本ミシュランタイヤを設立し、91年から群馬県にR&D(研究開発)の拠点を置いていた。
日本ミシュランタイヤ、東京から群馬に本社移転 社員は転居か在宅勤務に
ITmedia ビジネスオンライン
自動車販売だってオンライン化の時代
自動車販売もオンライン化するような時代だ。
大半の業種は場所にこだわる必要性もないだろう。
先日行った車屋さんもナビ案内を疑いたくなるほどの、ビックリするような辺境の場所にあった。
そして群馬には数億円の売り上げをたたき出すという有名なもつ煮を出す食堂があるのだが、ここだってアクセスの悪いどうでもいいような場所に建っている。
そういえば群馬県の舘林には1人3万円位が平均単価の高級すし店がある。
レビューサイトを見るとほぼ全部のレビューが東京都の人のレビューである。
概ね好評で『2時間以上かけていく価値がある北関東の名店』などと評されている。
あれだけ高級店が多い東京からわざわざこのためだけに群馬県に来る東京都民がいて、自分達群馬県民は片道2時間以上かけて、東京で飲食や宿泊をしに行く。
お互いそれぞれ魅力があるのだろうし、やはり地元から離れた場所へ行くのは面白い。
新宿から群馬県太田市に転居する人には割と近くに上記の店もあるし、今までの場所とは違う空気感を楽しんでもらえればと思っている。