人生で最も大変な事は早起き。
行こう行こうと話していて全然実現しなかったビーナスラインツーリング。
しかしそろそろ行かないと寒くて行けなくなってしまうので、思いきって出かけて来た。今回のオトモは883の友人。
苦手度200%の早起き
早起きが苦手なのだ。尋常ではなく。
しかし、実は起きること自体は苦ではないのだが夜に寝られないのが原因。
他の人もそうだと思うが、大抵早く寝ようと思ってベッドに入っても、寝付くまでには6時間から13時間ほどかかる。
どんなに体が疲れていても。
今回はビーナスラインの早朝ツーリングのため6時に起きる。夜中12時にベッドに入ると、一睡もできずに長距離ツーリングへ行くことになる。
スタート時点で既に疲れているので後半の辛さは異常。
これが、自分が早起きが苦手と言っている理由だ。
厳密には早起きではなく、寝るのが苦手。
しかし、10月も後半に入り日が暮れるのも早い。
暗い時間に帰ってくるのは嫌なので、暗くなる前に帰るためには早起きするしかない。
待ち合わせの時間に遅れないように前日の23時にベッドに入った。
今回は早く寝付くことが出来、5時30分頃には寝られた。
30分は寝る事が出来た。
さて、支度。
前日に遠足に行くときと同じで、出かける準備はすべて用意してある。後は日焼け止めを塗って装備を整えて乗り込むだけだ。
ちなみに遠足が好きだった人が多いようだが、自分は遠足は大嫌いだった。
それでも前日には用意しておく。
883の友人と合流して、平日の朝に出かけていく。
ショートカットのため、榛名山を経由したのだが寒さを甘く見てパンチングレザージャケット+クールインナーで来たために無事死亡。
榛名湖の湖畔の気温は9度だった。
榛名山で凍えたため、当初の通過予定だった”寒いトンネル”を通る事を辞め、遠回りして”暖かいトンネル”のある道を通って行く事にした。
バイクに乗っている人ならわかると思うが、トンネルは寒いトンネルと暖かいトンネルと2種類ある。
完全に自分の都合で遠回りして暖かいトンネルへ。
そして利権により作られた八ッ場ダムふるさと館の道の駅で小休憩。
平日なのにバイクがチラホラ。
その後は長野原から嬬恋村へ抜ける。
東御嬬恋線(県道94号線)というワインディングを通る。
標高が少しずつ上がってくると周りの木々が紅葉している。
早起きは辛いが、朝のキレイな空気を吸いながら紅葉の中を走るのは贅沢だ。
この先はスキー場の横を通るほど標高が高い道なので、朝の失敗を繰り返さぬように途中で停まり、インナーを着る。
秋の始まりと言った景色。
鹿沢温泉の脇を抜けていく。
快晴の空と紅葉し始め。
湯ノ丸高原を抜けスキー場を抜ける。
強烈なヘアピンが続く峠道を下る。
インナーを着ても十分すぎるほど寒い。
峠を下ったローソン東部別府店で休憩。
暖かい飲み物を飲んで体温回復。
ハロウィンが近いからか、店員さんはメイド服を着て接客をしていた。
883に乗る友人が長野出身の自分に
『長野ってコンビニの制服メイド服なの??』
って聞くので、面倒だから”そうだ”と答えておいた。
その後は県道40号線を走る。信号が無く見通しが良い道だ。
昼ご飯は台湾料理のコウシン。
とても安価。
満腹になったところで、ここからがビーナスラインの起点という場所なのだが、寝不足もあって既に疲労と眠さがMAX。
『ビーナスラインの麓まで来たし、面倒だからもう帰らないか?』
との提案に相棒は
”えぇ~!!!ここまで来て?!せっかくだから行きましょうよ!!”
と予想外の答え。
渋々ビーナスラインに上がる事に。
快晴のビーナスライン。
ビーナスラインは所々に駐車場があり、キレイな景色を見渡せる。
いい天気!
大量のススキが風に揺られている。
標高1800メートル。
バイクも趣味車も多い。
他の写真も何枚か続けてアップする。
ん?
正面の奥に見えるの富士山か?!
かなり富士山っぽいシルエット。
拡大。
多分富士山。
霧ケ峰高原ドライブイン霧の駅到着。
平日なのにバイク多い。
奥にも富士山が見える。
一休みする。
その後は大展望台三峰茶屋まで行く。
更に奥まで行くと体力が持たないので、ここを終点にして戻る。
帰りは小諸ICから乗り高速で群馬県まで。
自分はヘルメットの防風性能も抜群だし、スクリーン効果も快適に機能し楽しく走行。
883の友人は下道では感じなかった883の非力さを認識。
帰ってきてから『乗り換え案件レベルの遅さだった、、、。』と言っていた。
だから買う前に言ったじゃないか!
人はこうして新しい世界が広がっていくものなのよ。
さて、戻ってきて愛娘を抱っこしてバイク洗車。
眠い中無事に帰ってこれて良かった。
長距離ツーリングは体に大きな負担がかかるので、無理しないように休みながら出かけてね。
本日の走行距離 350km