感謝の無い人は周りにいらん。
世の中にはいろんな環境で育ったいろんな人がいて、みな違う価値観を持っている。
前提として価値観や考え方が違う事は当たり前なのでそこに良いも悪いもないのだが、合う合わないの問題は出てくる。
大人になって相手に感謝が出来ない人に感謝する気持ちを知ってもらう事は可能なのかという疑問。
友人の話から
職場での話になるのだが、以前自分の仕事は定時に片付いたので帰る支度をしていたら、同僚はまだまだ仕事が終わらずにいた。
特に何も考えずに、サービス残業になるが自分が同僚の仕事を手伝ってあげ早く終わったのだ。
後日、逆の事態が発生した時は同僚はわき目も降らず、定時でそそくさと帰ってしまった。こちらの仕事が終わっていないのを見ていながら、、、。
こんな話はきっと日本全国にあるのではないだろうか。
いつもジュース奢ってあげていても、一度も奢り返してくれたことがない友人とか。
それがそもそも友人と呼べるのかはさて置き、そういう相手に感謝がない人に
『相手に感謝する気持ちを教える事は可能なのか』
という事について考えてみた。
これに関してはいろんな人の意見がある事が承知で自分の意見を言うのだが、自分自身社会に出て何十年も生きて来て思うのが
『例外はあるにしろ基本的には無理。人は変わらない。』
と思って接している。
その理由は大きく2つある。
①自分よりもずっと年上のそんな大人たちを山ほど見ているから
サラリーマンの世界でもバイトの世界でも相手に感謝できない、やってもらって当たり前と思っている人はとても多い。そんな人たちに『その考え方は違うよ』と言うとしよう。
『アイツ調子に乗ってる』『仕事できるつもりかよ』みたいに陰口を言われておしまいだろう。
それらの事からしても、相手に感謝することなく生きている人に感謝の気持ちを教える事は無理と思うのだ。
②他人は変わらない、だから他人に期待しない
相手が応えてくれると思っているからこそ、そうならなかった時に落胆する。
一生懸命伝えても、その人を傷つけないような言葉を選んでも、そんな機会を作っても、変わらない人は変わらない。そんな人にかける労力は無駄と思っている。
自分自身の時間と、聞きたくもない話を聞かせて不快な思いをする相手の時間を守るためにも、余計なやり取りはしない事にしている。
感謝が出来る人同士が一緒にいて、そうでない人はそうでない人同士一緒にいれば良い。
してもらったら感謝してお礼をするだけ
とても簡単な事だと思うんだ。
誰かに何かしてもらったら感謝して、お礼をするだけだ。
何かを貰ったらお返しをする。
手伝ってくれたら自分が何か手伝えることを探す。
何かを奢ってもらったら次は自分が奢るとか。
何をお返しするかは人それぞれで、関係性にもよる。
けれど、本質的にこの感情を理解することが難しいという人は間違いなく、自分と合わない。
一緒にいるメリットもないので付き合わない方がお互いのため。
タイトルにもある”思いやりや感謝が無い人にその気持ちを伝える事は可能なのか。”という疑問。
これに関して自分の答えは
『例外はあるにしろ基本的には無理。人は変わらない。』
である。
ちなみに例外の1パターンだが、本質的には感謝出来る人なのだが、その前後で何か精神的に不安定になるようなことがあったり、気づけていないだけで指摘されたことにより
『確かに!!自分最低ですね!!今まで気づかずにやってもらってきたことが恥ずかしいです。今日から心を入れ替えますのでよろしくお願いします!!』
こういう人も10,000人に1人くらいはいた。
相手は変わらないので、同じ感覚の人同士で一緒にいるのが楽。
相手を変えようとか、無駄な労力は使わない。