千葉県にディズニーランドよりも面白そうな施設が。
ポルシェのブランド体験施設である『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』が10/1にオープンされる運びとなった。住所は木更津市で完全な千葉県だが、見栄を張って東京なんて呼称が付いているのはディズニーランドみたいなものだろうか。
それはさておき、車好きならチェックせずにはいられない施設になりそうだ。気になるプログラムの紹介!
ポルシェの世界を体験
物事を理解するのに一番手っ取り早く確実な方法は『体験する事』である。
昔、車に全然興味がない人が街で見たフェラーリのテスタロッサだったか328を指して言っていた。
『あんな高級車に乗れる人はいいねぇ。さぞかし、乗り心地が良くて静かで快適なんだろうね~!!』
アホめ。
我々車好きからすれば、失笑ものの話だが興味がなくて体験した事のない世界はやはりわからないもの。
興味がない人は別にそのままでいいのだが、BMW東京ベイのようにブランドや車を体験できる施設があるのは非常にわかりやすく魅力的だ。
ましてサーキット走行であれば、混んだ街中を時速5kmで走るポルシェと違い、スピードの迫力や音の迫力など、五感で感じられる魅力も多い。
こんなコロナ禍ど真ん中のオープンでかわいそうだが、とても気合が入った施設だ。
コースの全体図は以下のようだ。
コースセクションの紹介
外周のメインのサーキットコース部分以外にも様々なセクションが用意される。
●ローフリクション ハンドリングトラック
ポリッシュ仕上げされたコンクリート表面を持つ周回コースでは、低速域でオーバーステアとアンダーステアを誘発させて、車両のコントロール方法をトレーニングすることができます。
日常ではなかなか練習しづらいテクニックだ。
サーキット走行だけでなく車両の挙動を知る事は車の理解につながる。
●オフロードエリア
自然な丘の地形を活かした、最大約40度にもの急な斜面を持つタフなオフロードコース。ドライバーはPECで最も過酷なオフロードエリアでカイエンとマカンのパフォーマンスを体験することができます。
カイエンがオフロード性能が高いと言っても、実際にその能力を試したことがある人は少数なはず。実際にオフロードコースを使って性能を試すことが出来るそうだ。最大傾斜40度はスキー場で言うと壁。
●ダイナミックエリア
舗装された広大なオープンエリアで、スラローム、フルブレーキ、ローンチコントロールなど、ドライな路面特性を利用した特別なプログラムを体験することができます。
ローンチコントロールとフルブレーキングを交互に喰らうインストラクターは、帰りにはグッタリしてそうだが、、、。
●キックプレート
埋設された油圧プレートを車両のリアアクスルが通過する瞬間に、センサーがプレートをランダムに左右に動かし、強制的に車をスピン状態にします。散水システムで滑りやすくなったコンクリート路面上で車両姿勢をコントロールするトレーニングを行います。
非常にポルシェらしいプログラム。
実際に車作りをするときにやっているであろうテストを自分でも体験できるのは魅力的!
●ドリフトサークル
スプリンクラーシステムによって散水された、低摩擦コンクリートの円周コース。アンダーステアドライビングを安全に体験することができます。また、ダイナミックなポルシェのオーバーステア特性を活かして、ドリフト状態をキープすることも可能です。
トップギアなんかで見る事はあっても、実際に自分で行く事はほとんどない世界。
ポルシェでドリフト体験なんて贅沢な時間。
予約いっぱいの日はインストラクターキツそう!!
車好きには夢の施設かも
カフェやレストランも併設されており、走行前後はのんびり過ごす事も出来そうだ。
使用する車両は
718
マカン
カイエン
タイカン
で、料金は718Tが90分のプログラムで49500円、911カレラが60500円からだそうだ。
ディズニーランドに行くならポルシェ・エクスペリエンスセンター東京に行った方が楽しそうだ。
100%家族からは反対されるだろうが。
参考
ポルシェエクスペリエンスセンター東京