6月の1000万円超輸入車の販売台数は前年同月比60.9%増!
コロナ禍に於いて大変な個人や企業も多い中、高笑いが止まらないような人たちも少なくない。その証拠として1000万円を超える高級輸入車がバカ売れしているというのだ。ちなみに、店頭からは在庫が1つも無くなるほど高級時計も売れている模様。
バブル世代ではないがバブルを感じるような話である。
身近なところでも感じる好景気の音色
高級車を販売する知人が言っていた。
『前年など閑古鳥が鳴いていたのに、今年に入ってすごいよ!色々欲しいから探してくれって話がどんどん来るから追いつかなくてさ!珍しいモデルを欲しがる人も多いので、今は車が出てきても物凄い値段するよ!って話しているけれど、”いくらでもいいから探してくれ”って。』
まさに笑いが止まらなそうな話だった。
羨ましい限り。
高級機械式時計の世界でも、人気ブランドのブティックには在庫がないのが当たり前の活況になっている。
一般的な営業がお客さんに対する『うちの商品はこんな魅力があります。だから買って頂けませんか??』
的なスタンスが真逆になり、お客さんが店員さんに対して
『商品を売って頂くことは可能でしょうか?』という立場になっている。
こんな現象は1000万円を超える輸入車販売でも顕著だという。
1千万円以上の超高級車の国内販売が好調だ。
新型コロナウイルス流行で海外旅行に行けない富裕層の消費が集まり、世界的な株価上昇も背景に購入意欲が高まっている。
伊フェラーリや英ベントレーなどの6月の販売台数は、記録のある1988年以降で6月として過去最高だった。
コロナ禍で非正規雇用者などの生活が悪化する中、社会の二極化が鮮明だ。
日本自動車輸入組合(JAIA)によると、1千万円以上する外国メーカーの乗用車販売は6月、前年同月比60.9%増の3336台と大きく伸びた。フェラーリが前年同月比80.6%増の121台、ベントレーが23.9%増の83台だった。
KYODO
コロナ禍でも超高級車販売が好調 富裕層、購入意欲高く
Photo bentleymotors.jp
昔に比べて1000万円の価値も変わってきている
厳密に比べたわけじゃないが、体感的に1000万円の価値は以前と変わっている。
1000万円がより身近になっている気がする。
勿論我々庶民にとっては火星ほど遠いのは事実なのだが、車もいくら性能が上がったとはいえ『4気筒エンジンの車が1000万円』というのは、おいおい!バカかよ!!という気持ちはいまだにある。
しかし、それも受け入れられている。
911のベース車両の価格も年々上がっている。
そしてオプション金額の単価も。
そのうち今の1000万円はちょっと前の500万円相当の価値しかないよってなりそう。(もうなってる??)
となると、今までと同じ稼ぎでは同じ生活水準も保てないって事か。
今回のコロナ禍により格差がより一層大きくなった事を感じる。
しかし、車好きとしては世の中に魅力的な高級車が増える事はとてもいい事だ。目の保養になる。